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2021.07.19 16:00  NEWSポストセブン

24時間テレビから1年 ジャニーズ“あったか5兄弟”が見せる役者としての存在感 

人気急上昇中の関西ジャニーズJr.内のグループ「Lil かんさい」にインタビュー

“あったか5兄弟”が今ドラマを席巻中!

 毎年夏に放送される、『24時間テレビ』。今年はKing & Princeがメインパーソナリティーを務めるが、昨年は“あったか5兄弟”の愛称で呼ばれたジャニーズの5人だった。今、ドラマで目覚ましい活躍をしているこの5人について、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが解説する。

 * * *
 8月21日、22日オンエア『24時間テレビ44』(日本テレビ系)の制作発表会が14日、都内で行われた。今年のメインパーソナリティーを務めるのはKing & Princeだ。

 では、『~43』のメインパーソナリティーを覚えておいでだろうか。井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、そして岸優太(King & Prince)の5人。

 発表直後は、「地味」だとか「なぜ、この5人?」という声が少なからず上がったと記憶する。だが、番宣のために揃ってトークバラエティ―などに出演する内に、元々のキャラクターや、塊になったときに醸し出す平和的な雰囲気から「あったか5兄弟」と呼ばれ、大本番のエンディングまで、文字通り、視聴者のハートをあたため続けてくれた。

“長男”井ノ原快彦 渡瀬さんからのバトンを引き継ぐ

 そんな5兄弟の長男は、6月30日、主演ドラマの『特捜9 season4』(テレビ朝日系)を完走した。同作は『警視庁捜査一課9係』シリーズの続編であり、season12の第1話まで主演を務めていらした渡瀬恒彦さんから井ノ原へ、バトンが渡ったものだ。

 その頃はまだ『あさイチ』(NHK)のMCも担当していた。撮影中は当然、厳しいスケジュールだっただろうが、『特捜9』の主として渡瀬さんが遺した現場を守り抜き、seasonを重ねている井ノ原。エンディングテーマにV6の曲が使われ続けているのもファンを喜ばせている。

“次男”増田貴久 台本を読み込んで徹底準備

 次男、増田貴久は、『ボイスⅡ 110緊急指令室』(日本テレビ系)に続投している。増田の役はECU緊急出動班班長役の唐沢寿明の“バディ”。初回から衝撃的なシーンと怒涛の展開により、視聴者をハラハラドキドキさせ、純粋に「怖い」内容だったが、増田が出てくると、なぜか安心させられた。

 平和的なルックスだから? いや違う。増田のもつ安定感や懸命さが画面いっぱいに溢れ、暴走気味な“兄貴”(=唐沢)のストッパーにもサポーターにもなっているからなのである。番組HPをみると、増田は2年前からプライベートでも唐沢に世話になっているという。
スタッフに聞くと、真面目な性格ゆえ、台本の読み込み方がハンパないのだとか。軽やかな身のこなしは、もちろんのこと、2年前からの心の変化を丁寧に演じようとしている。

 そうかと思えば、1年半前から出演している『ぐるぐるナインティナイン「グルメチキンレース・ゴチになります!」』では既にメインキャラクター。『ネタパレ』(フジテレビ系)で“従業員””常連客“として旬の芸人のネタを間近で見たり、参加したりしているからだろう。”お笑い“の筋肉もどんどんついており、時折出演する『踊る!さんま御殿‼』(日本テレビ系)での明石家さんまとのキャッチボールも、それはそれは見事なのである。

“三男”北山宏光 “クズっぷり”を好演

 そして三男・北山宏光の『ドラマホリック!「ただ離婚してないだけ」』(テレビ東京系)は、“あったか5兄弟”の夏ドラの中で、もっとも衝撃的と言っていいだろう。泥沼不倫サスペンスの「クズ夫」だとは聞いていたが、予想を上回るクズっぷり。番組紹介記事には「濡れ場にも初挑戦」「クズ過ぎてエグかったけど、演技がすご過ぎた」「ギャップがすごい」「ジャニーズ俳優の新境地を開拓」といった見出しが躍り、いずれも北山が挑戦した役柄と演技が絶賛されている。

 メンバーの玉森裕太や藤ヶ谷太輔に比べると、映像デビューは遅かった。だが、あの「福田(雄一氏)組」の『裁判長っ!おなか空きました!』(日本テレビ系)にいち早く出演したり、今年1月期、Sexy Zoneの佐藤勝利とW主演した『でっけぇ風呂場で待ってます』(同)は、芸人が脚本を担当し、出演もしたチャレンジ枠。王子様として王道を歩む玉森や、クールかつ華やかな存在感を放つ藤ヶ谷とは一線を画している北山である。

 だが、出遅れたからこその努力は確実に身を結んでいる。私は、北山の初出演ドラマ『美咲ナンバーワン‼』(日本テレビ系)で、自分の出番が終わってもモニター前に噛り付いて“お勉強”していた北山を見たことがある。そうした姿は恐らくスタッフにも知られているのだろう。テレビ東京のドラマ班から、わずか2年で2度目のお声がかかったのが『ただ~』。『ミリオンジョー』(同)と同じスタッフだということは、俳優・北山が現場から認められている証拠だろう。

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