芸能

市村正親が親権獲得で「息子2人が四季、ジャニーズ入り」へ期待の声

結婚生活は15年あまりでピリオドを打った

結婚生活は15年半でピリオドを打った

 15年半の結婚生活にピリオドを打った市村正親(72才)と篠原涼子(47才)。慰謝料、財産分与はなく、長男と次男の親権は市村が持つという。離婚の背景と2人の子供の今後について、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが分析する。

 * * *
 市村正親と篠原涼子が離婚を発表。多くの方が疑問を抱いたのは「親権は市村」という二人の選択だったのではないか。

 日本の場合、親権は女性側がもつことが多いうえ、72歳と高齢の市村には大変なのではないかというのが世間の見方である。

 夫妻のコメントには「父の背中を見せて育てていきたいとの市村氏の希望と父のようにたくましく育ってほしいとの私の願いが一致し市村氏が持つことを子供たちとも話をしまして決定致しました」と記されていた。

 これを私は、市村は息子さん二人を自身のようなミュージカル俳優に育てたいという想いがあり、息子さんもそれを希望しているのではないかと読んだ。

『女性セブン』8月12日号では、篠原の知人のコメントとして「実は長男はこの秋に、舞台出演が決まっているそうです」と報じている。

 ピンときたことがある。2017年11月、『1周回って知らない話SP』(日本テレビ系)で市村と共演させてもらったときのこと。当時68歳にして、2021年まで舞台のスケジュールが埋まっているほどミュージカル界には、なくてはならない存在の市村がスペシャルゲストとして登場したのだ。

市村は2人の息子を連れてジャニーズの舞台へ

 番組のメインは、イギリスで、蜷川幸雄氏が手掛けたシェークスピアの舞台『NINAGAWA・マクベス』に出演する市村の密着。舞台へ賭ける情熱や、街中で若者に話しかける気さくな素顔が描かれていた。

 スタジオでは、当然、妻・篠原や息子さんの話になった。なかでも私がもっとも覚えているのは、市村が息子さんを連れてジャニーズなどの舞台を観に行っているというエピソードだった。

 ジャニーズ事務所のアーティストの中で、市村が公私にわたって交流があるのはKinKi Kidsの堂本光一。息子さんたちは、堂本主演の『Endless SHOCK』のシーンを家で真似しているとも聞いた。

 夫妻に別居報道が出たのは、翌2018年だ。コロナで篠原が年下男性と深夜に会食をしている様子が度々報じられるも、それは市村公認と言われてきた。

 そして別居理由は「コロナ」とされている。共に精力的に仕事をしていた夫妻は、互いのカンパニーに迷惑をかけないように、自主隔離を選んだということなのか。

 ちなみに当時の篠原の出演作をたどると、映画『北の桜守』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』『人魚の眠る家』がいずれも2018年公開、翌2019年は『今日も嫌がらせ弁当』が公開される。舞台は2018年の『アンナ・クリスティ』に主演。まだ「コロナのコの字」も出ていない頃の話だ

 そんな中、コロナが影響を及ぼしたのは2020年11月から翌2021年5月までオンエアされた連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)だろう。

 が、同ドラマが撮了しても、夫妻の別居が解消されることはなかったという。

 実は昨年4月、篠原涼子も『1周~SP』のゲストに来ている。「長男は私似で、次男が完全に向こう(市村)」、市村を「三男」と言い切り、笑わせた篠原。このときは、まさか二人が離婚してしまうとは思いもしなかった。

関連記事

トピックス

ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
裁判所に移されたボニー(時事通信フォト)
《裁判所で不敵な笑みを浮かべて…》性的コンテンツ撮影の疑いで拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26)が“国外追放”寸前の状態に
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
山上徹也被告が法廷で語った“複雑な心境”とは
「迷惑になるので…」山上徹也被告が事件の直前「自民党と維新の議員」に期日前投票していた理由…語られた安倍元首相への“複雑な感情”【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカの人気女優ジェナ・オルテガ(23)(時事通信フォト)
「幼い頃の自分が汚された画像が…」「勝手に広告として使われた」 米・人気女優が被害に遭った“ディープフェイク騒動”《「AIやで、きもすぎ」あいみょんも被害に苦言》
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
山上徹也被告が語った「安倍首相への思い」とは
「深く考えないようにしていた」山上徹也被告が「安倍元首相を支持」していた理由…法廷で語られた「政治スタンスと本音」【銃撃事件公判】
NEWSポストセブン
不同意性交と住居侵入の疑いでカンボジア国籍の土木作業員、パット・トラ容疑者(24)が逮捕された(写真はサンプルです)
《クローゼットに潜んで面識ない50代女性に…》不同意性交で逮捕されたカンボジア人の同僚が語る「7人で暮らしていたけど彼だけ彼女がいなかった」【東京・あきる野】
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(Instagramより)
「球場では見かけなかった…」山本由伸と“熱愛説”のモデル・Niki、バースデーの席にうつりこんだ“別のスポーツ”の存在【インスタでは圧巻の美脚を披露】
NEWSポストセブン
モンゴル訪問時の写真をご覧になる天皇皇后両陛下(写真/宮内庁提供 ) 
【祝・62才】皇后・雅子さま、幸せあふれる誕生日 ご家族と愛犬が揃った記念写真ほか、気品に満ちたお姿で振り返るバースデー 
女性セブン
村上迦楼羅容疑者(27)のルーツは地元の不良グループだった(読者提供/本人SNS)
《型落ちレクサスと中古ブランドを自慢》トクリュウ指示役・村上迦楼羅(かるら)容疑者の悪事のルーツは「改造バイクに万引き、未成年飲酒…十数人の不良グループ」
NEWSポストセブン