客単価は1人5000円。地元住民に愛され、90年近く続く老舗寿司店が都内にある。ランチタイムにはサラリーマンが詰めかけ、夜は家族連れで賑わうこともある。7月下旬、2人の女性がその店の暖簾をくぐり、1人の男性が待つ個室に足早に入っていった。その1人が綾瀬はるか(36才)だったのだ。
居合わせた客が興奮気味に語る。
「真っ白な肌の女性が目に入ったんです。顔を見て驚きました。だって、綾瀬はるかさんだったんですから。まさかこんな庶民的なお店に来るとは思いませんでした」
綾瀬は現在、9社とCM契約を結ぶCM女王。そのうちの5社は東京オリンピック・パラリンピックのスポンサーとして名を連ね、五輪の開幕と同時に、綾瀬を目にする機会は増えている。その一方で、CM業界では、以前から五輪が綾瀬のターニングポイントになると噂されてきた。
「昨年の春頃、綾瀬さんが五輪後に結婚するという情報が駆け巡りました。そのお相手といわれたのが、女性セブンが報じた韓国人タレントのノ・ミヌさん(35才)です。実際に2人は日韓で極秘デートを重ねていたわけですが、新型コロナの影響で五輪が1年延期になり、2人の結婚も立ち消えに。
結局、ミヌさんとは破局したと聞いています。その後、綾瀬さんには新たに若手俳優との関係が一部で噂されましたが、決定打に欠け、報じられることはありませんでした。CMへの影響もなかった」(芸能リポーター)
恋の終わりのニュースを聞いて、胸をなで下ろしたのはCM業界だけではない。
「綾瀬さんはCM女王だけではなく、ドラマの視聴率女王としても知られています。ドラマの制作現場では、“綾瀬さんの代わりはいない”といわれているほど。破局だけが理由ではないと思いますが、少しずつ、五輪後の予定を入れ始めているみたいです。秋からは、木村拓哉さん(48才)と10年ぶりに共演する映画の撮影も始まります。いまは恋愛や結婚ではなく、女優業に力を入れたいと考えが変わったようですよ」(テレビ局関係者)