公務でブラジルを訪れた際の眞子さま(2018年7月、撮影/横田紋子)
「例えばこれまで支払われてきた皇族費を、秋篠宮さまのご判断で“眞子さまの名義で、すべて貯金されていた”とすれば、眞子さまの私有財産と捉えられます。すると、総額約1億5000万円が、税法上は問題なく眞子さまの手に渡ることになります。“一時金並み”の金額ですから、渡米までの期間は充分に品位を保った生活ができるのではないでしょうか」(前出・皇室ジャーナリスト)
しかし、眞子さまが渡米された後の生活には、さらにお金が必要になる。
「『元皇族』というお立場上、さまざまな犯罪やテロのターゲットになりかねないため、海外では日本以上に厳重な警備体制を敷く必要があります。外務省や在アメリカ総領事館との協力体制の下、現地警察が警備にあたることになるでしょう。そうした暮らしが10年も20年も続くと考えると、1億5000万円という金額では、まったく心許ない」(前出・別の皇室関係者)
小室さんが予定どおりアメリカの法律事務所で働けたとしても、賄うのは容易ではないだろう。その場合、救いの手を差し伸べるのは眞子さまの“ご実家”しかない。
「いくら眞子さまが拒否されても、秋篠宮ご一家からの金銭的援助なしに生活できるとは思えません。ご一家が秘密裏にお金を回しても、国民に知る術はありません。
日本にお住まいの黒田清子さんですら、質素な生活に徹していながらも、品位や安全を守るには相応の出費が必要です。夫の慶樹さんは東京都庁の職員で収入は決して少なくありませんが、それだけでやりくりするのは厳しいはず。ですからやはり、なんらかの形で皇室からの支援を受けているのでしょう」(前出・別の皇室関係者)
それでも批判の声が上がらないのは、清子さんが慎ましい生活をされているからだろうか。
「秋篠宮さまに毎年支給される皇族費は年間9150万円です。皇族方の倹約精神は広く知られるところで、相当額の預貯金が想定されます。いずれ秋篠宮さまや悠仁さまが天皇となられれば、秋篠宮ご一家は天皇家となります。すると、ご一家の日常の費用に充てられるのは『内廷費』となります。今年度の内廷費は、3億2400万円でしたから、秋篠宮ご一家にもそれに近い額が支払われるでしょう」(前出・皇室関係者)
年月を経るにつれて、より一層大きな額が眞子さまに渡ってもおかしくないのだ。眞子さまは「愛する人と結婚できるのなら、ほかに何もいらない」という思いで、ご結婚へと突き進まれている。だがその道は、“ご実家”という金主の支援なしには成立することはないのだ。
※女性セブン2021年9月30日・10月7日号
フォーダム大学での小室さん
友人とお出かけになられることも(写真は2018年)
フォーダム大学時代、教授とランチをとる小室さん
フレンチスリーブも似合う眞子さま(2018年)
佳代さんは目立つオシャレな服装で外出することも(2020年5月)
気品あふれる眞子さまと佳子さま(2020年6月、東京・八王子市。写真/JMPA)
チェキで自撮りされる眞子さまと佳子さま(2020年10月6日。東京・港区 写真/宮内庁提供)