工房内には母・河野景子と幼少期に撮影した貴重な写真もあった

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「夜、あまりよく寝れないことが多いんですよね。それで薬を飲むこともあって。いろいろ考えごとしちゃうんですよね。考えごとってうのは、ほとんど仕事のことですけど」

 ベッドの上で何度も寝返りを打って悶々としている姿は、昼間の快活な様子とはかけ離れており、意外だった。晩酌をすることも多いそうだ。優一氏は時折、憂いを帯びたような表情を見せることがある。悩みのない人間なんていないというけれど、優一氏も父との関係や仕事のことなど、何か悩みでもあるのかなあ……。

「僕なんて普段は強気なことも言ってますけど、結構繊細だったりして、一人の時は弱虫男なんですよ」

 どこまで本音か分からないが、そんな言葉も漏らしていた。黙って聞いていたら、こう言われた。

「そうだ、何か聞きたいことあります? 何か記事になるような話しないと(笑)」

 優一氏は以前、将来は結婚して子供もほしいと言っていた。どうしても授かるのが難しいときは気持ちを切り替えるけど、できれば欲しいと言っていた。

「うーん、そうだなあ。彼女いるのかどうかとかは、ちょっと気になりますね」

「でも、それ知ってどうするんですか?」

 逆質問ではぐらかされてしまったが、これまた優一氏お得意の「芸能ニュースの存在意義を問う」ような質問だ。

「確かに知ったから、どうってこともないんですけどね。でも、彼女がいるんだとしたら、どんな相手かちょっと気になるなあって」

「ふーん。まあでも、もしいつか結婚する時はちゃんとご報告しますよ」

 彼女の有無についての回答は保留のままだったが、いつか優一氏の婚約発表記事を書ける日を、楽しみにしたいと思う。

 ■取材・文/西谷格(ライター)

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