静と動が分かれた夫婦に深刻な影響を与えたのが新型コロナだ。新藤が自宅で作業するようになり、夫婦の微妙なバランスが再び変化した。
「多忙のなか、仕事も子育ても微妙なバランスを保って両立させてきた長谷川さんにとって、日々の新藤さんからの干渉は無視できないものになっていったようです。『もう一緒に生活するのは無理……』と、今年春から新しく生活の拠点となるマンションを探し始め、子供を置いてひとりで家を出た。よほどの葛藤があったと思いますが、これ以上夫婦が一緒にいる方が子供にも悪影響と考えたのでしょう」(長谷川を知るヘアメイク)
そして、結婚生活は13年でピリオドを打った──。2人が離婚にあたって発表したコメントは、こう締めくくられている。
〈これからもお互い、表現者として、人としての尊敬は何も変わることはなく、また、何ものにも代え難い2人の子供の親として協力を惜しまず精進していきたいと思っております。
皆様には変わらず温かく見守っていただきますよう心からお願い申し上げます〉