始まりは吉瀬美智子だったとも
岡野さんが続ける。
「夫に対する愚痴や悩み相談はママ友のお決まりのテーマです。ただそれは“愚痴”レベルだからお互い話せることです。夫婦不和だとか、いよいよ本気で別居や離婚を決意したとなったら一転、皆口をつぐみます。子供への影響も考え、ママ友同士で夫婦関係の本当の部分は言わないのがセオリー。もし離婚話などを話せるママ友がいるとしたら、よほどの信頼関係があるか、DVや不倫など、お互い同じ境遇にあるケースなどでしょうね」
“ママ友”たちの間でどのような「離婚談議」があったのかはわからないが、口火を切ったのは吉瀬だった。4月に、10年連れ添った実業家と離婚した。そして7月に篠原、10月には長谷川が離婚を発表。まるで「ママ友離婚ドミノ」のようだった。
「ママ友の離婚を間近で見て、影響を受けた可能性はあり得ると思います。自分の中になかった選択肢が現実味をおび、尊敬やうらやましいという気持ちが出てくる」(前出・岡野さん)
1人のママ友の選択が周囲に影響を及ぼし大きな渦となったのか。
「偶然というにはできすぎなほど、篠原さんと長谷川さんの離婚は共通点も多くタイミングもよすぎる。もし、お互いが秘密を共有し相談していたとしたら……2人でどんな話し合いをしたのか背筋がスッと寒くなりますね」(前出・芸能関係者)
冒頭の会見で、篠原は「体当たりで挑んだ作品です」と明かしていた。秘密を抱えながら情事に溺れる女たちを2人は熱演している。
※女性セブン2021年12月2日号