芸能

後藤真希、不倫騒動で消えたベビーブランド 非ママタレ路線が功を奏す

六本木ヒルズで行われた映画イベントに出演した後藤(2008年)

六本木ヒルズで行われた映画イベントに出演した後藤(2008年)

 11月29日、タレント・後藤真希(36)の10年ぶりの写真集『ramus』が発売された。発売前に公開された大胆な下着姿などのオフショットが話題となり、すでに2度の重版が決定するほどの反響を招いており、ヒットが期待されている。

 いまやアラフォーとなった後藤は「奇跡の36歳」と呼ばれ、Instagramを更新するたびにネットニュースで取り上げられる人気ぶりだ。どうやら2019年3月に『週刊文春』に報じられた不倫スキャンダルも芸能活動において致命傷とはならなかったようだ。……と思いきや、2018年11月に立ち上げたベビーブランド「puchitta chouchou(プチタシュシュ)」がいつのまにか事実上クローズしていることがわかった。

 同ブランドが運営するECサイトでは、後藤プロデュースによるベビーグッズが販売されていたが、12月1日現在、アクセスするとなぜか草刈り専門企業のサイトに。

「後藤さんのECサイトは、2019年秋頃に『メンテナンス中』に切り替わり、2020年のはじめあたりで検索エンジンから認識されなくなった形跡があるようです。その後、ドメインを譲渡したのか売却したのか、あるいはドメインの契約更新をしなかったのでしょう。サイトの運営が止まったタイミングからして、不倫報道の影響でブランドをクローズさせたと考えるのが自然じゃないでしょうか」(芸能プロ関係者)

 不倫スキャンダルで、後藤はタレントとして大幅な方向転換が求められた。2014年7月に一般男性との結婚を発表、2015年12月に第1子女児を出産した頃は、他のモーニング娘。OGと同じくママタレ路線を歩んでいた。初の料理本『後藤真希の満足おうちごはん』が出版されたのも2015年11月のことだ。

 その流れで前出のベビーブランド立ち上げもあったわけだが、不倫報道でママタレの道は閉ざされてしまった。2020年4月にはゲーム実況をスタートし、『ビビッドアーミー』などオンラインゲームのCMにも出演。かねてよりゲーム好きを公言していただけに、“ゲーム”が活動のひとつの柱となったのだろう。さらに同年12月には9年ぶりの単独ライブをオンラインで開催している。

「もともと公式ブログもAmebaで『2児ママ部門』として運営されていましたが、不倫報道後の2020年4月からLINE BLOGに移行しています。LINE BLOGに移行した当初は育児の話題もありましたが、最近では後藤さん自身の写真とともに美容やファッションについて発信することがほとんどです。

 報道で世間から大バッシングされる事態にはなりませんでしたが、やはり芸能活動においては大きな方向転換を迫られていたのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)

 ママタレから脱したゴマキの「奇跡の美熟女」路線。その集大成のひとつが、今回の写真集の反響なのだろう。初めはスキャンダルがきっかけでも、結果的にシフトチェンジが功を奏したと言えそうだ。

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