芸能

神田沙也加さんと交際、憔悴の前山剛久 母親が泊まり込みで面倒見る

沙也加さんと前山(写真)の元彼女に面識はない

沙也加さんが転落したホテルの部屋に残されていた遺書の1つは前山に宛てられたものだった

 1月14日、ミュージカル『マイ・フェア・レディ』の大阪公演の千秋楽。当初、イライザ、ヒギンズ、フレディの3役は、ダブルキャストで上演されていたが、12月25日以降、朝夏まなと(37才)、別所哲也(56才)、寺西拓人(27才)の「チームA」だけで全公演を務め上げた。もう1つの「チームK」のメンバーは、寺脇康文(59才)、前山剛久(30才)、そして神田沙也加さん(享年35)だった。

 沙也加さんが転落したホテルの部屋には、2通の遺書が残されていた。1通は事務所関係者宛て、そしてもう1通が、交際していた俳優・前山剛久宛ての遺書だった。

「沙也加と前山さんは、昨年のミュージカル『王家の紋章』での共演を機に、10月から交際を開始。沙也加にとっては、結婚を視野にいれた本気の交際でした」(沙也加さんの知人)

 しかし、交際開始からほどなくして、前山に元恋人・A子さんの影がチラつくようになる。

「前山さんは、昨年夏頃まで年下のグラビアアイドル・A子さんと交際していました。一度は別れたものの、沙也加との交際中も再びLINEを送ったりして連絡を取っていたようなんです。それに気づいた沙也加は激怒。何度も話し合いを繰り返しましたが、そのたびに開き直った前山さんに、罵声を浴びせられていたそうです」(前出・沙也加さんの知人)

 それでも、沙也加さんには「私にはこの人しかいない」という強い思いがあったのだろう。あるいは、「結婚すれば変わってくれるかもしれない」という一縷の望みが、彼女を支えていたのかもしれない。

「沙也加から将来を見据えて同棲を提案し、前山さんも同意。ふたりで住むマンションの契約も済ませ、あとは引っ越すのみの段階だったんです」(前出・沙也加さんの知人)

 しかし12月中旬、前山が突然、同棲を白紙にしたいと言い出し、ふたりの関係は悪化。折しも『マイ・フェア・レディ』の全国公演中であり、ふたりは、終日顔を合わせていた。

 沙也加さんの死後、前山が彼女に浴びせた罵声の「録音データ」の存在を『週刊文春』が報道。その後、前山は『マイ・フェア・レディ』を降板しただけでなく、すべての活動を休止した。

「事故の直後、前山さんは札幌まで駆け付けた事務所スタッフとともに帰京。憔悴しきっており、ひとりにはさせられない状況だそうです。その後はずっとお母さんが泊まり込みで面倒を見ている状態です」(芸能関係者)

 母である松田聖子(59才)は、冷たくなった愛娘と対面して以来、憔悴しきっており、出演予定だった『NHK紅白歌合戦』も辞退。しばらくは仕事関係者と話すことすら難しい状態だったが、「娘が亡くなって1か月が経ち、“このままではいけない”と、少しずつ打ち合わせなどを始めている」(聖子の知人)という。

【相談窓口】
「日本いのちの電話」
ナビダイヤル0570-783-556(午前10時~午後10時)
フリーダイヤル0120-783-556(毎日午後4時~午後9時、毎月10日午前8時~翌日午前8時)
「日本いのちの電話連盟」
https://www.inochinodenwa.org/

※女性セブン2022年2月3日号

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン