「骨が脆くなる」副作用のある主な薬

「骨が脆くなる」副作用のある主な薬

 薬を服用していて体調に異変を感じたら具体的にはどうすればいいのか。

「医師によっては細かい副作用を知らずに処方するケースもあります。また、処方された薬の用量が少なくても飲み続けていると、歳を重ねるにつれて薬の成分が排出されにくくなり、体に溜まって副作用につながることがあります。なので、“ずっと処方されてきたから大丈夫”と過信することにも注意が必要です。

 とはいえ、自分で調べることも重要ですが、自己判断で薬を止めるのは危険。まずはかかりつけの医師、そして薬剤師にお薬手帳を見せるなどして相談することが大切です。特に薬剤師は複数の病院でたくさんの薬を処方されていたとしても、お薬手帳を見て総合的に飲み合わせなども判断してくれます。同時に何種類も薬を飲んでいるなら、一度相談してみることを検討したい」(一石氏)

 副作用が疑われたら、まずは専門家の助けを得ることが肝要だ。

※週刊ポスト2022年2月18・25日号

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