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62才になられた天皇陛下 生まれてから現在までの歩みを振り返る

(宮内庁提供)

2月23日に誕生日を迎えられた天皇陛下(宮内庁提供)

「もう還暦ではなく、まだ還暦という思いでおります」──60才の誕生日を迎えられる前の会見でこのように天皇陛下はお気持ちを述べられた。それから2年が経ち2月23日に62才のお誕生日を迎えられた。陛下が生まれてから現在に至るまでの歩みを振り返ります。

(時事通信フォト)

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●1960年「天皇陛下誕生」
 美智子さまに抱かれながら宮内庁病院を退院される陛下。生まれたこの年は、日本でカラーテレビの本放送が開始された年でもあった。

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●1964年「幼稚園入園」
 アジア初の東京オリンピックが開催された年に、学習院幼稚園にご入園。美智子さまに手を引かれながら入園式へと向かうときにどこか不安げな表情を浮かべられている。

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●1980年「成年式」
 宮中三殿の参拝を終え、宮殿にお着きになった陛下。数日後には、成年を記念したお茶会が開かれ、皇太子ご夫妻(当時)と出席者とともに乾杯されるなど盛大に祝われた。

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●1988年「第70回全国高校野球大会始球式」
 幼少期から野球少年であった陛下が、甲子園のマウンドで躍動。陛下だけでなく、雅子さまは学生時代にソフトボール部に所属されるなど、天皇ご一家には球技に縁があるようだ。

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●1993年「ご成婚パレード」
「皇室に入られるということには、いろいろな不安やご心配がおありでしょうけれども、雅子さんのことは、ぼくが一生全力でお守りしますから」とプロポーズの言葉を送られた陛下と雅子さまのパレードには約19万人が集まった。

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●2011年「東日本大震災・避難所ご訪問」
 日本列島を襲った東日本大震災では、埼玉・三郷市の避難所をご訪問。膝をつきながら被災者に励ましの言葉をかけられた。

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●2002年 「天皇ご一家で湿原を散策」
 沼原湿原をご一家で散策された際のお写真。陛下の背中には、白い帽子にシャツ姿の愛子さまが楽しそうに手足をバタバタさせている。

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●2019年 「即位礼正殿の儀」
 即位した天皇が、日本の内外に即位を宣明する即位礼正殿の儀に臨まれた。180か国以上の国々の代表が駆けつけた中で、立派にお役目をはたされた。

※女性セブン2022年3月10日号

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