同書の中でプーチン氏の実母とされる女性が語っていたところによると、プーチン氏は彼女と既婚男性の不倫の末に生まれた子供。彼女が別の男性と結婚すると、父は血のつながらないプーチン氏を疎むようになり、10才になった頃、レニングラードの祖父母に預けられた。しかし祖父母は高齢で子育てができず、寄宿学校に入学。その後、“両親”に引き取られたという。
「報道の後、“実母”の自宅に当局の関係者が来て、プーチン氏の写真をすべて持ち去ってしまったようです。そればかりか、記者が“実母”の取材に向かう途中で交通事故に遭ったり、取材したものの結局放送できないテレビ局もありました」(前出・ジャーナリスト)
この“実母”を名乗る女性はすでに亡くなっている。また、プーチン氏の“両親”も彼が誕生した時点で40才を超えており(戦時中に餓死寸前の栄養失調に陥ったという母親の高齢での出産も奇跡に近い)、大統領就任前にすでに亡くなっていた。
彼の“本当の生い立ち”を証言する人はもう誰もいない。
※女性セブン2022年3月17日号