芸能

寂しさを口にする機会が増えた黒柳徹子に“同じマンションで暮らす心強い存在”

最後を託す男性

黒柳徹子が「最後を託す男性」は

 年を重ねると、新しい環境は大きな負担になるものだが、米寿を迎えた黒柳徹子(88才)は、それをいとわなかった。「不慣れな場所」と「孤独」を天秤にかけて選んだ30年ぶりの“引っ越し先”。そこで彼女を待っていたのは、いま、いちばん心を許せる人たちだった

 昨年8月に米寿を迎えた黒柳。“不動産好き”として知られ、都内の一等地に複数の物件を所有してきた彼女だが、ここ数年は少しずつ物件を売却し、意外な地域のマンションを購入した。

「アーケード商店街の周辺に閑静な住宅地が広がる、若いファミリー層に人気を集めるエリアで、しかもタワーマンションの高層階を購入したと聞きました。おそらく彼女はここに引っ越したのだと思いますが、なんと言うか、らしくない場所と言いますか。黒柳さんがこれまで好んで買ってきた都心近くの物件とは大きく異なるので、スッキリとしない引っ越し先ではあります」(テレビ局関係者)

 近年、黒柳さんが収録を行う際には必ず付き添っている男性がいる。オートクチュールのビーズ刺繍デザイナーとして活躍し、「ビーズ王子」として女性ファンからも人気の田川啓二さん(62才)だ。

 田川さんとは『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演した縁で親交を深め、2016年には黒柳の事務所の代表に就任。田川さんにはAさんという弟分がいて、2018年には事務所代表の座をAさんに譲っており、黒柳がタワマンを購入したタイミングで、Aさんも同じマンションの同じフロアで生活を始めたという。

「田川さんとAさんは以前からこの地域を拠点に暮らしていました。黒柳さんに引っ越し先のマンションをすすめたのももちろんそのお二人だと思いますよ」(前出・テレビ関係者)

彼らのお世話になりながら最後を迎えたい

 2006年に母を亡くして以降、長い間ひとりでたくましく生きてきた黒柳。しかし、80代を迎えた彼女にとって、信頼できる彼らと同じマンションで“ひとつ屋根の下生活”を送れるという状況は、有り難いものだったのかもしれない。80代も後半を迎えると、肉親との別れだけでなく、親しい友人たちが次々に先立っていく。黒柳も例にもれず、ここ数年、寂しさを口にすることが増えていたというのだ。

 昨年の雑誌のインタビューではこう漏らしている。

《寂しいと思うこともありますよ。池内淳子さんと山岡久乃さんと、後から『夏木陽介さんも加えてあげてもいいわ』なんて言って、みんなで一緒の老人ホームに入ろうって約束してたのに、私だけになっちゃった。

 野際陽子さんとも、私はほとんどお酒を飲みませんけど、彼女とはワインを少しだけなめて、たくさんお喋りをして……とても気が合ったのね。ああ、野際さんと話したいなって思うときがありますよ》(2021年1月号『婦人画報』)

関連キーワード

関連記事

トピックス

今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・イメージ 写真はいずれも当該の店舗、販売されている味噌汁ではありません)
《「すき家」ネズミ混入味噌汁その後》「また同じようなトラブルが起きるのでは…」と現役クルーが懸念する理由 広報担当者は「売上は前年を上回る水準で推移」と回答
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン