約40年で大変なことに(時事通信フォト)

約40年で大変なことに(時事通信フォト)

“ごっつ”でのダウンタウンとの共演経験が強みに

“時代”も味方していると思われる。『金魚妻』で共演している長谷川京子や、映像作品のみならずファッショニスタとしてファッション関係のアンバサダーをはじめ、婦人誌などからも引っ張りだこの鈴木保奈美。そして家庭用商材のテレビCMの本数が全く減らない杏など、離婚をしても公私にわたり輝き続けていれば女性視聴者の支持が下がらないというのが昨今の傾向。

 加えて篠原の場合は、「ダウンタウンに鍛えられたバラエティ力」というのが、いまも付いて回っているのである。鬼才・バカリズム脚本の完全オリジナルストーリー『ウェディング・ハイ』で見せる“顔芸”ともいうべき大胆な表情や、ヒールを脱ぎ捨て裸足で式場のフロアをドタバタ走るシーン。さらには、番組で篠原が、ちょっとでも女優らしからぬことを言うと、「“ごっつ”(『ダウンタウンのごっつええ感じ』〈フジテレビ系〉)に出ていましたもんね」「さすがは、松ちゃん(松本人志)、浜ちゃん(浜田雅功)と共演していただけあって笑いをわかっている」となる。

 こうした篠原の現場では、市村正親の話や離婚ネタが、一応「NG」とされているそうだが、話の方向が元夫や子供たちに向いても顔色一つ変えず、切り抜けるのだという。「やっぱり話しがうまい」「修羅場を潜り抜けてきただけあって、咄嗟の対応が絶妙」「すごく慣れている」と。何もかもわかっている篠原がトークの流れでサービスしてくれる瞬間もあるのだという。

 4日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)の金曜恒例、「直送!とれたてエンタ」のコーナーに篠原が出たときにも、驚かされる場面があった。19年ぶりにCDをリリースし「歌をずっとやりたかった」「秘めていた想いがあった」と語った篠原。

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