それに対して達川氏は、「右投げ左打ちの選手にバントをさせるなら、セーフティがいい」と返した。
「ボクが広島の監督だった時にいた選手では、東出(輝裕)が右投げ左打ちですが、“ボクは左打ちなのでセーフティ気味に(送りバントを)やっていいですかと”と言ってきた。“成功しますから”と言うのでどんどんやれと言ってやったんです。すると、5~6回に1回くらいセーフになった。江本さんが言うように、吉川も原監督に“セーフティ気味にやらせてください”と言えばいいんですよ。構えるから硬くなってしまう。掛布(雅之)も同じことを言っていました。“右投げ左打ちのバントは、右利きが左(利きの構え)でパターするようなもの”だってね」
それを聞いて江本氏は、「去年は松原(聖也)を2番に入れる試合もありましたが、彼も右投げ左打ちで小技ができない。それではランナーを進められないでしょう」とコメントした。原監督は、誰を2番打者に起用することになるのだろうか。