この文脈でいうと、2度目の離婚に向けてまっしぐらというカンジの“ゆうこりん”こと小倉優子サン(38才)も、面倒くささと闘いながら高みを目指す強さを感じます。
当初は、週刊誌報道の「7割はウソです」と言い張るゆうこりんでしたが、最近では離婚することを隠していらっしゃいません。まぁ、家族の面倒くささを許容できなかったのは、ゆうこりんよりもご主人の方だったのでしょうね。独身生活が長かったことを思えば、無理もないのかもしれませんが、家族の場合、こうしたベクトルの異なる人が交ざると、より話が面倒くさくなります。
小林麻耶サンに話を戻すと、「家族とはこうあるべき」「愛する家族には、こうしてあげるべき」という想いが誰よりも強い麻耶サンだからこそ、別の方を向き続けていた海老蔵サンに対し、「許せない」気持ちになってしまうのかもしれません。
そんな中、元妻とのお子さんと一緒に写真におさまる花田虎上サン(51才)の奥さまとか、あれだけ面倒くさい……というか面倒をかける家族がいながらも、春休みになれば、揃って旅行する東尾理子サン(46才)のように、家族の面倒くささを笑顔で乗り越えたかたもいらっしゃいます。
こうして考えると、概して、家族は面倒くさいもの。どこの家族も似たり寄ったりなのかもしれません。
小林麻耶サンには、彼女らしい笑顔が一日も早く戻ってくれることを心から願っています。がんばって!!
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2022年4月21日号