肉体美が話題を呼んだリポビタンDのCM

肉体美が話題を呼んだリポビタンDのCM

俳優という不安定な職業柄、将来のお金に大きな心配を抱えていたのが、投資に手を出した理由だったという。

 一方、妻の原は1981年のNHK連続テレビ小説『本日も晴天なり』のヒロインとしてブレークし、以降もコンスタントに映画やドラマへの出演を続けた。結婚後の1996年に映画『Shall We ダンス?』で主演の役所広司の妻役を演じ、最近では、2019年の朝ドラ『なつぞら』でヒロインの妹の養母、昨年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』では徳川慶喜の母という重要な役を演じた。

 年齢相応の女性役でオールラウンドに活躍する原と、先行するイメージが強すぎるがために、特定ジャンルの役柄の色が濃くなっていた渡辺さん──2009年の短編映画や、今年1月公開の映画『ポプラン』での共演はあったが、仲のよい夫婦でありながらも、仕事の足並みはいつしか揃わなくなっていた。

「特にコロナ禍以降、渡辺さんの仕事のペースは以前に増してゆっくりになりました。ドラマのオファーがあっても、1クール出続けるレギュラーではなく、1話のみのゲスト出演のような形が多かった。渡辺さんはそれを気にしていたようです。原さんとの差異を重圧に感じる、何とかしたいと吐露することもありました」(別のテレビ局関係者)

 そうした変化に敏感に気づいていたのが原だった。一緒にいるときもそうでないときも、不安に苛まれる渡辺さんを気遣っていた。

「今年に入り、渡辺さんは京都でのドラマ撮影に臨んでいました。夜遅くまでかかる日もあって、少しつらそうにすることもありました。渡辺さんは、仕事の合間にしょっちゅう原さんに電話をかけていましたね。1時間、2時間になることもザラでした。

 特に何か用事があるというわけではなく、原さんの声を聞くことで心の落ち着きを取り戻そうとしていたようです。原さんも、渡辺さんをなんとか元気づけようと、電話口で明るく接しているようでした。本当に良妻です」(ドラマ関係者)

 しかし、渡辺さんの気持ちは乱高下した。今年3月に逗子市内で開催されたジャズライブの際には、次のようなこともあった。

「プロ級の腕前のはずなのに、演奏前に“どうしても自信がもてない”と震えていたんです」(ライブ関係者)

 時には耳を疑う発言もあったという。

「話が支離滅裂になることがありました。個人事務所の経営者として資金繰りにも悩んでいたようで“だれそれに金を取られた”“オレは狙われている”と口にすることもあったのです。これには原さんも困惑して、病院に行くことを考えていたそうです」(前出・テレビ局関係者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト・目撃者提供)
《ラブホ通い詰め問題でも続投》キリッとした目元と蠱惑的な口元…卒アル写真で見えた小川晶市長の“平成の女子高生”時代、同級生が明かす「市長のルーツ」も
NEWSポストセブン
亡くなった辻上里菜さん(写真/里菜さんの母親提供)
《22歳シングルマザー「ゴルフクラブ殴打殺人事件」に新証言》裁判で認められた被告の「女性と別の男の2人の脅されていた」の主張に、当事者である“別の男”が反論 「彼女が殺されたことも知らなかった」と手紙に綴る
NEWSポストセブン
ポストシーズンで快投をみせる佐々木朗希
「ポテンシャルは大谷以上」復活快投の佐々木朗希 昭和の大投手たちが太鼓判「1年間投げ続けられれば本当にすごい投手になる」
週刊ポスト
ものづくりの現場がやっぱり好きだと菊川怜は言う
《15年ぶりに映画出演》菊川怜インタビュー 三児の子育てを中心とした生活の中、肉体的にハードでも「これまでのイメージを覆すような役にも挑戦していきたい」と意気込み
週刊ポスト
韓国の人気女性ライバー(24)が50代男性のファンから殺害される事件が起きた(Instagramより)
「車に強引に引きずり込んで…」「遺体には多数のアザと首を絞められた痕」韓国・人気女性ライバー(24)殺害、50代男性“VIPファン”による配信30分後の凶行
NEWSポストセブン
田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン