1980年に結婚、人気絶頂で引退した後も、小田さんと百恵さんは連絡を取り続けていた。
「楽曲の配信を行ったり、過去のコンサートなどをテレビで放送する際には百恵さんの使用許可が必要なのですが、百恵さん側の窓口になっていたのが小田さんでした。百恵さんの強い信頼がうかがえます。小田さんは彼女の現役時代のことも、引退後の生活についても決して口外しなかった。とにかく口が固く約束を守ってくれる人だったんでしょう。引退後も変わらず、百恵さんに直接連絡できた人は小田さんくらいでしょう」(前出・芸能関係者)
当初、小田さんの弔問には、友和のみが駆けつける予定だった。しかし、百恵さんは「芸能界の父」ともいえる小田さんの急逝を耳にし、いてもたってもいられなくなったという。
「父親のように慕っていた彼女のことだから、友和さんに付き添ったのでしょう。5月末に都内のホテルで小田さんのお別れ会が開催されると聞いています。彼を慕う多くのタレントさんが参列すると思いますが、百恵さんは、気遣って欠席されるのではないでしょうか。その代わり、人目につかないところでこれまでの感謝を込めて最後のお別れをしたのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)
百恵さんの引退後は、プライベートな話題には踏み込まないようにしていたという小田さんだが、3月に三浦夫妻の長男・三浦祐太朗(38才)に第1子が誕生し、百恵さんに初孫ができたことは、親族のように喜んでいたという。
ここ数年は、1年に1枚のペースで新作キルトを作り上げているという百恵さん。恩人への感謝の気持ちを胸に、今日も一針一針、縫い続けていることだろう。
※女性セブン2022年6月2日号