芸能

宮迫博之、柴咲コウ、手越祐也 ビジネスで苦戦するタレントたちの「諸刃の剣」

「金欠」だという宮迫博之

一部メニューの値上げを発表した宮迫博之

 元雨上がり決死隊の宮迫博之(52才)が5月25日、自身のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!』に「【緊急】牛宮城から重大なご報告があります」という動画を公開した。現在焼肉店『牛宮城』を経営する宮迫は、一部のメニューについて値上げすると発表したのだ。

 もともとはYouTuberのヒカルと共同経営する予定だった同店だが、開店前にヒカルが撤退。開店そのものが危ぶまれた時期もあったが、2022年3月に渋谷に同店がオープンすると、その後は連日繁盛している。

 しかし、メニューの中には原価率がかなり高いものもあり、今後も経営を継続していくには、値上げが必要だったとのこと。具体的には、「極みタン塩」が2200円から2800円に、「宮迫ハラミ」が3500円から3800円に値上げし、その他のメニューの価格改定もあるという。ネット上では、〈最初から適正な価格設定しておけば良いだけの事〉、〈これが計画的じゃないならただ単に経営が下手〉、〈事業計画が甘いんでしょうね〉など、宮迫の経営について厳しい声も多い。外食チェーンに詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。

「最近は原材料費や物流費の高騰で、多くの飲食店が値上げせざるを得ない状況となっています。しかし、牛宮城の場合は“設定した原価率が高すぎた”という理由での値上げなので、たしかに予測が甘かったと言えるでしょう。ただ、注目度が高いお店だったからこそ、値上げのニュースが大きく取り上げられたということもあると思います。また、タレントさんが広告塔のような形になって宣伝する飲食店の場合、比較的リーズナブルで庶民的なお店が多いのですが、牛宮城の場合“高級感”も重要なアピールポイントになっています。そういったところで、価格設定が難しいという側面もあるでしょう」

 2020年4月に所属事務所から独立し、芸能活動と併行して事業を手掛けているのが柴咲コウ(40才)。こちらの経営も芳しくない。

 柴咲は2016年にアパレルなどを展開する会社「レトロワグラース」を設立し、代表取締役に就任。柴咲が所属事務所から独立してからは、同社が柴咲のマネジメントを行うとともに、2022年1月には新たに別のタレントも所属している。

「レトロワグラースは、柴咲さんがプロデュースするブランドの商品のほか“サステナブルなアイテム”を提供するオンラインストアを運営しています。なかなか黒字化できずにいて、一部報道によると累計で4億円ほどの赤字になっているようですね。柴咲さんが独立して、レトロワグラースの所属になったというのも、この会社を立て直す意図があったのかもしれません」(芸能関係者)

「宮迫ハラミ」が3500円から3800円に

「宮迫ハラミ」が3500円から3800円に(『牛宮城』の公式ホームページより)

関連記事

トピックス

高級寿司店でトラブルが拡散されたA子さん(寿司の写真は本人SNSより)
《高級寿司店と炎上の港区女子に騒動後を直撃》「Xの通知が一生鳴り止まないんじゃないか」大将と和解後の意外な関係
NEWSポストセブン
小倉優子
小倉優子、早々の「大学留年宣言」がおいしすぎる理由 「女子大生+ママ」の二刀流は唯一無二、ゆくゆくは企業の役員の道も?
NEWSポストセブン
現地でくばられたノアさん関連のビラ(時事通信フォト)
《人質らが証言する劣悪環境》ボーイフレンドの目の前でハマスに拐われた26歳女性の救出に成功も「体重激減」「ゴミ箱で排泄」の惨状
NEWSポストセブン
6月9日、鹿児島市内の認定こども園で、刃物のようなもので男児の首を切りつけて出血させたとして、殺人未遂容疑で逮捕された笹山なつき容疑者(21)
《鹿児島2歳児切りつけ》「見えたらいけないものが…」21歳の女性保育士が犯行前にSNSで意味深投稿 母校の高校関係者は「夢の実現目指して熱心に勉強を」
NEWSポストセブン
一時は食欲不振で食事もままならなかったという(4月、東京・清瀬市。時事通信フォト)
紀子さま“体調不良報道”でも気丈な姿、単独公務先で「こちらにどうぞ」と気さくに声かける お元気そうな様子に同行していた記者たちは驚き
週刊ポスト
大学受験に向けて動き出されている悠仁さま(写真/JMPA)
悠仁さまの東大受験に暗雲、推薦枠での入学には極めて高いハードル 進学先候補に東京農業大学、玉川大学、筑波大学
週刊ポスト
中村芝翫と三田寛子
三田寛子、夫・中村芝翫と愛人の“半同棲先”に怒鳴り込んだ「絶妙タイミング」 子供たちも大事な時期だった
週刊ポスト
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
【全文公開】中村七之助、梨園きってのモテ男が“実家お泊り愛”の真剣交際 お相手は京都の芸妓、直撃に「ありがとうございます」
女性セブン
全国ライブ中の沢田研二
《ファンの声援にブチ切れ》沢田研二が「見てわからんか!」とステージ上で激怒し突っ込んだ「NGワード」
NEWSポストセブン
長所は「どこでも寝られるところ」だと分析された(4月、東京・八王子市。時事通信フォト)
愛子さま、歓迎会の翌日の朝に遅刻し「起きられませんでした」と謝罪 “時間管理”は雅子さまと共通の課題
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
《愛人との半同棲先で修羅場》それでも三田寛子が中村芝翫から離れない理由「夫婦をつなぎとめる一通の手紙」
NEWSポストセブン
日本中を震撼させた事件の初公判が行われた
【悲劇の発端】瑠奈被告(30)は「女だと思ってたらおじさんだった」と怒り…母は被害者と会わないよう「組長の娘」という架空シナリオ作成 ススキノ事件初公判
NEWSポストセブン