芸能

沈黙を続ける井上陽水 16才の孫娘がデビューに向けて着々と準備か

ひとり暮らしを続ける

2020年10月2日に動画メッセージを載せて以来、ツイッターに動きのない陽水(写真は2019年)

《みなさん、お元気ですか》。往年のCMを彷彿とさせるフレーズで、井上陽水(73才)がツイッターの公式宣伝アカウントでファンに動画のメッセージを送ったのは2020年10月2日。

《僕は元気です。多少高齢者ですけど(笑い)。いつか、ライブなどで会える日を楽しみにしています。Take care & good luck!》

 その後ツイッターに本人の動画やメッセージが投稿された形跡はない。

「昨年2月に、友人で料理研究家の土井善晴氏のラジオにゲスト出演して、料理談議をしたのが最後の肉声。近況についての話はなく、その後は公の場にいっさい姿を見せていません」(芸能関係者)

 最後に行われた陽水のコンサートは2019年の50周年記念ライブツアー「『光陰矢の如し』~少年老い易く学成り難し~」。全国で24公演を開催し、『少年時代』、『リバーサイドホテル』、『傘がない』など名曲の数々を惜しみなく披露して、観客を熱狂させた。普段はほとんど私生活を明かさない陽水だが、東京公演ではめずらしくMCでこう語った。

「50年前にギターケースひとつを持って福岡から出てきたときは何もなかったんです。今年の正月に井上家で集まったら家族が10人に増えてましてね。何でこんなに多いんだろうと(笑い)。子どもが子どもを作りまして、ねずみ算式に増えていたんです」

 陽水は1978年に歌手の石川セリ(69才)と結婚。1男2女に恵まれ、孫も生まれたが、家庭生活は決して順風満帆ではなかった。

「結婚当初から不仲説が絶えず、別居を続けていることは周知の事実でした。2002年には離婚危機が浮上。歌手復帰をめざすセリさんを陽水さんが『絶対、表に出るな。歌手をやるなら離婚だ』、『そんなに働きたかったら、花屋でもやれ』とののしり、取っ組み合いの夫婦げんかをしたと報じられました」(芸能記者)

 2011年には女性タレントとの不倫騒動が世間を賑わせ、本人が否定したにもかかわらず、セリの実母が一部マスコミの取材に答えたことで、騒動が蒸し返されたこともあった。

「お母さんは、セリさんが『もうアタマきちゃった。あんな男と一緒になって! あたしはおめかけさんでいいわ。お金を自由に使わせてくれるなら、2号さんでも3号さんでも結構よ!』と陽水さんへの怒りをぶつけていたことも赤裸々に明かしていました。

 陽水さんは家に居場所がないと言う一方で『娘は古い型の人間だから絶対に離婚はしない』とも語っています。ステージでは飄々として宇宙人のような陽水さんですが、家庭は崩壊寸前だったようです」(前出・芸能記者)

関連キーワード

関連記事

トピックス

今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・イメージ 写真はいずれも当該の店舗、販売されている味噌汁ではありません)
《「すき家」ネズミ混入味噌汁その後》「また同じようなトラブルが起きるのでは…」と現役クルーが懸念する理由 広報担当者は「売上は前年を上回る水準で推移」と回答
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン