国内

小室眞子さんは海外パパラッチにどう対抗するべきか ヒントはメーガン妃にあり

鮮魚店から出てきた眞子さん

鮮魚店から出てきた眞子さん

 きたる10月26日は小室圭さん(31)・眞子さん(30)夫妻の結婚記念日だ。皇族の立場に縛られてきた元プリンセスがしがらみから逃れ、愛する男性と過ごすアニバーサリーである。奇しくも、その前後に圭さんの司法試験の合格発表があり、“三度目の正直”となるか、メディアも注目している。

 昨年10月末にニューヨークでの新生活を選んだ小室夫妻は、合格を待ちわびる1年後の姿を想像できていただろうか。眞子さんにとって、海外に生活基盤を築いてくれるはずの夫の2度の不合格は想定外だったかもしれない。

 静岡福祉大学名誉教授で皇室制度に詳しい小田部雄次氏が分析する。

「試験は水物ですから、合格確実と言われていても、落ちてしまうことはあります。ただ、結果も出ないうちに結婚を急いだことが夫婦の計画を狂わせた部分はあったでしょう。“司法試験一発合格”が前提だったとしたら、現在の生活は眞子さんが渡米前に思い描いていたものとはかけ離れているはず。眞子さんの人生も軌道修正しなくてはならない状況になってしまいました」

 自由な新婚生活を謳歌する青写真を描くも、思い通りにいかない日々が続く。

 小室夫妻ウォッチャーを自任する漫画家の倉田真由美氏がこう話す。

「人間、先が見えない状況はつらいもの。とんでもない物価高のニューヨークで貯金が減っていく一方、小室さんがいつ合格するかもわからない。ロイヤルな生活から一転して不安定な暮らしを余儀なくされている眞子さんとしては、どうすればこの状態から抜け出せるのか、悩んでいるのではないでしょうか」

正規職員にはなれない

 眞子さんの夢見た夫婦生活には、自分のライフワークをこなしつつ家計を支える、そんな選択肢もあったのかもしれない。

 眞子さんは大学で芸術や歴史などを専攻、卒業後は東京大学総合研究博物館で働き、日本工芸会総裁にも就いていた。英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏が語る。

「留学していた英国のレスター大大学院では、博物館学の修士号まで取得されています。いずれ結婚して一般人となった際には、仕事に結びつけられるようにと計画されていたのだと思います」

 渡米後は世界屈指の名門・メトロポリタン美術館で活動しているが、その立場はボランティア、つまり非正規職員だ。小田部氏もこう言う。

「メトロポリタン美術館は職員の年収も高く、高い専門性を持っていてもなかなか職員になれません。ただし、これまでの眞子さんの経歴、さらに元皇族であることを考えれば、メトロポリタン美術館側が正規職員にしたいと願うのは自然でしょう」

 現在ボランティアどまりなのは、眞子さんのビザが、就労が認められない「配偶者ビザ」だからだとされている。小田部氏は「ビザの問題が解決しない限り、正規職員にはなれず、収入も得られない」と補足する。

関連記事

トピックス

若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「正しい保守のあり方」「政権の右傾化への憂慮」などについて語った前外相。岩屋毅氏
「高市首相は中国の誤解を解くために説明すべき」「右傾化すれば政権を問わずアラートを出す」前外相・岩屋毅氏がピシャリ《“存立危機事態”発言を中学生記者が直撃》
NEWSポストセブン
3児の母となった加藤あい(43)
3児の母となった加藤あいが語る「母親として強くなってきた」 楽観的に子育てを楽しむ姿勢と「好奇心を大切にしてほしい」の思い
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
神戸ストーカー刺殺“金髪メッシュ男” 谷本将志被告が起訴、「娘がいない日常に慣れることはありません」被害者の両親が明かした“癒えぬ悲しみ”
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
木瀬親方
木瀬親方が弟子の暴力問題の「2階級降格」で理事選への出馬が絶望的に 出羽海一門は候補者調整遅れていたが、元大関・栃東の玉ノ井親方が理事の有力候補に
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
高石あかりを撮り下ろし&インタビュー
『ばけばけ』ヒロイン・高石あかり・撮り下ろし&インタビュー 「2人がどう結ばれ、『うらめしい。けど、すばらしい日々』を歩いていくのか。最後まで見守っていただけたら嬉しいです!」
週刊ポスト
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン