フジの三田友梨佳アナは外資系企業に勤める会社員と結婚(時事通信フォト)
さらに、出会いの場の変化だけでなく「“スポーツ”の位置づけの変化も関係しているのでは」と前出・島本氏は語る。
「あるテレビ局の社員は一時に比べてスポーツ中継・番組志望でテレビ局に就活する子が減っていると言っていました。そうした中で、今の女子アナはスポーツ選手の名前を全然知らないという。そもそもスポーツ選手に対する興味関心が薄くなっていると考えられます」
島本氏は、マッキンゼー元社員と結ばれた小川アナと弘中アナには、共通項があると続ける。
「二人とも、かつて芸能人との熱愛報道がありました。小川アナは2017年にジャニーズの人気グループ『嵐』の櫻井翔(40)と、弘中アナは2018年に人気ロックバンド『ONE OK ROCK』のギタリスト・Toru(33)と交際が報じられた。
しかし、芸能人はスケジュールも不規則だし、人気者は多忙を極めます。忙しいとはいえ、自分で日程を管理しやすいベンチャー経営者に惹かれても不思議ではありません」
女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏も、女子アナの結婚事情はより現実的になっていると語る。
「芸能人やスポーツ選手は華やかな半面、浮き沈みが激しい。特にスポーツ選手は、40代まで活躍できれば大成功で、しかも“億”の収入を長期間、得られる選手は稀。引退後は収入がガタ落ちすることも多い。結婚して退社後、フリーアナとして活動を再開する女子アナは多く、夫の稼ぎだけをアテにするのは不安というのもあるのかもしれません。
その一方で、2006年に元フジの千野志麻アナ(45)がゴールドマン・サックス証券の社員と結婚して当時『玉の輿』ともてはやされるなど、一般人と結婚するケースが増えていった。そうした“実例”を見て、より手堅い選択を今の女子アナはするようになっているのでしょう」
弘中アナお幸せに!
※週刊ポスト2022年10月28日号