10月中旬、中林はスケートボードを持って長男、次男とともに自宅周辺を散歩していた。中林が幼い次男の手を握ってスケートボードに乗せる姿を、長男がにこやかに見つめる。その後、3人は手を取り合って買い物に出かけた。都心から離れ、仕事とも距離を置き、家族との結束を強める中林。竹内さんの死後、彼が妻の死について語ることは一切なかった。そしてまた、納骨式も極秘で行った。
「お墓については、中林家と竹内家のごく近しい親族、一部の友人らにしか話していないようです。中林さんは竹内さんが抱えていた苦悩を最もよく知る立場の人ですが、そのことは自分の胸だけにとどめて表に出さないつもり。竹内さんを失った悲しみは家族だけで埋めていこうと決意しているんです。だから、納骨もひっそりと行った。
今年引っ越したばかりですが、地元の人たちとも仲よくしているようです。しばらくはこの土地で、家族3人、地に足のついた暮らしを続けるつもりだそうです」(前出・芸能関係者)
海辺の街に吹く湿った潮風も、父子3人の悲しみを優しく癒してくれるかもしれない。
※女性セブン2022年11月3日号