芸能

《親友・かとうかず子が絶句》松原千明さん「不倫は文化」騒動の元夫・石田純一に伝えていた「あなたも可哀想だよね」発言の真意

1996年、石田純一とツーショットで現れた松原千明さん

1996年、石田純一とツーショットで現れた松原千明さん

 女優の松原千明さんが移住先のハワイで急逝していたことが、『女性セブン』の取材で分かった。64才だった。死亡が確認されたのは10月8日で、自宅マンションで亡くなったという。

 訃報に接し、松原さんと2人でトーク番組の司会を担当したこともある30年来の親友の女優・かとうかず子(64才)が言葉を失いながらも、NEWSポストセブンに追悼コメントを寄せた。

「千明ちゃん
一緒に撮影したあの日、ハワイに旅立った貴女は やはり何も語らずいつも通りでしたね。 美人で優しくて逞しくて 同い年だけどお姉さんみたいだった千明ちゃん。
笑顔しか思い出せません。
さようなら、さようなら、さようなら。ご冥福をお祈りします。 かとうかず子」

 松原さんは、父は時代劇俳優の原健策、母は宝塚歌劇団の卒業生という芸能一家に生まれた。本人は留学したいという夢を抱いていたが、酒癖が悪く収入も不安定な役者の妻として苦労している母親を案じ決断できずにいたという。

 そんな中、母親の勧めでKBS京都のアシスタントレディに応募すると見事合格。その後1979年、21才のときに「カネボウレディ80」に応募しキャンペーンガールデビューを果たすと、さらにドラマ出演も決まり、思いがけず女優の道に進むこととなった。

 ドラマの共演で俳優の石田純一(68才)と出会った松原さんは、7年の交際を経て30才で結婚。2年後には2人の間に長女のすみれが誕生した。何よりも娘を愛した松原さんだったが、一方の石田は結婚した1988年に放送されたトレンディドラマ『抱きしめたい!』(フジテレビ系)で人気に火がつくと、取り巻く環境とともに本人も変わってしまった。

「ブレイクした石田純一さんはたびたび女性と浮名を流すようになり、家に帰ってこない日も多かったようです。それでも松原さんは『いつか帰ってきてくれるのなら』と黙認していたといいます」(松原さんの知人)

 2017年に上梓した自伝的エッセイ『ただ、愛した』(扶桑社)で松原さんは、浮気相手の親に夫婦2人で謝罪に赴いた壮絶エピソードも綴っている。

《すみれが幼稚園に通っている頃だったでしょうか。彼がおつきあいしている女性のお父さんから電話がかかってきたときも、精神的にはキツかったですね。「お宅のご主人とうちの娘を別れさせてくれ」と。そのときは、そのお相手のおうちに彼と一緒に謝りに行きました》(松原千明著『ただ、愛した』より)

“不倫は文化”発言のなか気丈に振る舞った松原さん

 そして1996年、石田の不倫スキャンダルが大きく報じられると、いわゆる“不倫は文化”発言が連日ワイドショーを賑わせる騒ぎとなった。当時の石田は「取材に行けば必ずコメントが取れる芸能人」として、多くのレポーターが彼の行く先々に集まった。芸能レポーター川内天子氏が当時を振り返る。

関連記事

トピックス

和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
松竹芸能所属時のよゐこ宣材写真(事務所HPより)
《「よゐこ」の現在》濱口優は独立後『ノンストップ!』レギュラー終了でYouTubeにシフト…事務所残留の有野晋哉は地上波で新番組スタート
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
犯人の顔はなぜ危険人物に見えるのか(写真提供/イメージマート)
元刑事が語る“被疑者の顔” 「殺人事件を起こした犯人は”独特の目“をしているからすぐにわかる」その顔つきが変わる瞬間
NEWSポストセブン
早朝のJR埼京線で事件は起きた(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」に切実訴え》早朝のJR埼京線で「痴漢なんてやっていません」一貫して否認する依頼者…警察官が冷たく言い放った一言
NEWSポストセブン
降谷健志の不倫離婚から1年半
《降谷健志の不倫離婚から1年半の現在》MEGUMIが「古谷姓」を名乗り続ける理由、「役者の仕事が無く悩んでいた時期に…」グラドルからブルーリボン女優への転身
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン