(写真は東尾理子のブログより)

すみれや石田純一家族と食事した松原さん(写真は東尾理子のブログより)

昨年、2年ぶりの対面を果たした母娘

《母親になる過程で、何千マイルも離れていてもあなたとつながっていると感じました(略)私たちがどんなことを経験しても、どんなに離れていても、あなたはいつも私と一緒で、私もあなたと一緒だということを伝えたかったのです》──削除されたすみれのインスタグラムには、今年5月、あふれんばかりの母ヘの思いが綴られていた。

 昨年11月に2才年上の一般男性との結婚と妊娠を発表した彼女は今年4月、4170gの男の子を出産した。

「すみれちゃんは母親となって初めてのことばかりが続き、最初はパニック状態。『近くにママがいればなあ』とよくこぼしていました。それでも実業家の夫がともに子育てに励んでくれていると言って、とても幸せそうでした。これまでいろいろなことがあったから、やっと曇りのない彼女の笑顔が見られたと安心していたんです」(別のすみれの知人)

 新婚1か月の昨年12月、すみれはコロナ禍でずっと訪問できなかったハワイへ飛んだ。実に2年以上ぶりに松原さんと顔を合わせるためだった。

「お腹に赤ちゃんがいる状態で飛行機に乗り、久しぶりに松原さんと対面したようです。2人は顔を合わせるなり、大号泣したそうで、何度もハグを交わしたと聞きました。そのときに夫も初めて紹介したようです」(前出・すみれの知人)

 これまでの人生で、すみれは数々の困難を母とともに乗り越えてきた。石田の不倫騒動が勃発したのはすみれが6才の頃だった。

「不倫が公になったのは、ちょうどすみれちゃんが有名私立小学校を受験した当日でした。結果的に不合格となって公立小学校に通いましたが、教室でクラスメートから『不倫の子』『文化の子』と呼ばれていじめられました。幼い心に深い傷を負ったすみれちゃんを守るため、松原さんは日本を出てハワイに移住することを決断しました」(前出・すみれの知人)

 日本を去った母と娘は英語もろくにしゃべれなかった。当時の2人の写真は、どれもすみれが松原さんにくっつき、母の手をしっかりと握りしめているものばかり。松原さんはすみれのことを「ママの大事大事さん」と呼び、母と娘は異国の地で寂しさを埋め合うように寄り添って生きていた。

 松原さんは控えめで人見知りする性格だったが、すみれとの生活を安定させるため勇気を出して学校行事やボランティアに参加し、現地のコミュニティーに溶け込もうとしたという。

 母の背中を見て育った娘は学業に励み、オバマ元米大統領も通った名門高校に進学した。高校1年生からモデルとしての活動を始め、2011年にアメリカの大学を休学して日本に帰国し、女優、歌手として芸能界デビューを果たした。

 ともに人生を歩んできた母の死に、すみれが受けたショックは計り知れない──。

※女性セブン2022年12月1日号

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