(C)「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」製作委員会

(c)「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」製作委員会

──息子さんが先生ですよね。

MEGUMI:そうなんですよ。ここは一歩下がって、教えてもらうしかない。自分が年上で親でも正しくないんだっていうことは、自分に課しています。向こうのほうが達観していることだってある。それを忘れないようにしなきゃダメだなあと。もちろん「早く寝なさいよ!」とか、当たり前のことは怒りますよ。

──母、妻、女性であること、仕事人であることのバランス感は難しくはないでしょうか?

MEGUMI:仕事と母ですよね。立場が多いぶん、気をつけないと、あっという間に詰むことになってしまうのかなと。そこの選択は間違えないように慎重でありたいと思っています。

 * * *
 バラエティ番組でよく見かける声色とはまるで真逆に、淡々と、随所に本音を散らつかせながら質問に答えてくれるMEGUMIさん。今日、私は女優さんにドラマの話を聞きにきたはずだ。ただ気がつくと、非常に優秀な広報部の方と話しているような錯覚に包まれていた。【第2回へ続く】

【プロフィール】
MEGUMI(めぐみ)/1981年9月25日生まれ。岡山県出身倉敷市出身。第62回ブルーリボン賞助演女優賞受賞(2020年)。2016年には石川県の金沢に「Cafeたもん」をオープン。また、企画・プロデュースも行い、現在、手掛けたドラマ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』(テレビ東京ほか)が放送中。

(取材・文/小林久乃)

関連キーワード

関連記事

トピックス

筋金入りのビートルズファンだという水卜麻美アナ
水卜麻美アナ、中村倫也と結婚でも“日テレ愛”を貫けるか フリー転身の現実味
NEWSポストセブン
清原和博氏(右)と次男の勝児内野手
清原和博氏、次男・勝児の甲子園デビューで驚いた「PL野球と慶応野球の違い」
週刊ポスト
旧NHK党党首の立花孝志氏(左)とガーシーこと東谷義和氏(筆者撮影)
【ドバイに集うクセモノ日本人】ガーシーが最長10年居住できる「ゴールデンビザ」を取得した経緯
週刊ポスト
今季のメジャーリーグでのプレーは大丈夫?(写真/EPA=時事)
2009年のイチローは開幕間に合わず…WBCメジャー組「それぞれの難局」大谷翔平は大丈夫か
週刊ポスト
“禁断の生共演”で何が語られるのか
中村倫也、水卜麻美アナと“禁断の生共演”もファンから反感ゼロ「お似合いすぎて納得するしかない」
NEWSポストセブン
岡田阪神へプロ野球記者たちも期待(時事通信フォト)
【プロ野球記者座談会】WBC後のシーズンで岡田阪神に高まる期待と侍J中野拓夢への不安要素
週刊ポスト
恒例のように「フリー転身」が噂される日本テレビの水卜麻美アナだが…
《夫婦で幸せ生報告》水卜麻美アナ電撃結婚で心配される『DayDay.』黒田みゆアナにのしかかる新番組のプレッシャー
NEWSポストセブン
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
水卜麻美アナと電撃婚の中村倫也、「絶対に彼の良さは伝わる」事務所社長が信じ続けた俳優としての才能
NEWSポストセブン
“体に入れるもの”にこだわっていた道端ジェシカ(時事通信フォト)
カエル毒、粘土を使って…道端ジェシカ容疑者「薬物逮捕」で注目される“特殊な健康志向”
週刊ポスト
不倫疑惑も報じられた篠田麻里子
《離婚成立》篠田麻里子、不倫疑惑で「地元福岡ドラマ」の出演が見送りになっていた 始球式務めたホークスとも離別
NEWSポストセブン
岩田絵里奈アナと結婚発表の水卜麻美アナ
日テレ・水卜麻美アナの電撃結婚の背景にあった「岩田絵里奈アナの“左遷人事”」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 「夫婦の年金」「家族の相続」必勝法ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「夫婦の年金」「家族の相続」必勝法ほか
NEWSポストセブン