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『池袋ウエストゲートパーク』 脇知弘さんが語る過酷な撮影現場「本物のギャングに囲まれて……」

ギャング集団・G-Boysのワッキー役を演じていた俳優・脇知弘さん(42)

『IWGP』でギャング集団・G-Boysのワッキー役を演じていた俳優・脇知弘さん(42)

 人気ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(以下IWGP、TBS系)が2023年1月1日から動画配信サービス・ネットフリックスで配信されることになり、ファンが沸いている。振り返れば、元TOKIOの長瀬智也が主役・マコトを演じた本作は、堤幸彦監督演出、脚本は宮藤官九郎とヒットメーカーの手で制作され、他のキャストも窪塚洋介、妻夫木聡、元NEWS・山下智久、渡辺謙、小雪……など超豪華だった。池袋が拠点のギャング集団・G-Boysのワッキー役を演じた俳優・脇知弘さん(42)もその1人。脇さんに当時の思い出を聞いた。【前後編の前編】

「『IWGP』がネットフリックスで配信されるようになる、とは聞いていました。楽しみですね。僕自身は当時、放送された番組を、VHSのビデオテープに録画して持っています。僕のお芝居は未熟で恥ずかしいですが、『あ~こうだったな』と懐かしいです。2000年の作品なので、もう23年も前になるんですね」

 脇さんは『IWGP』出演時、19歳。高校卒業後、芸能事務所に履歴書を送って所属となり、半年のレッスン後、同作でデビューした。

「オーディションを受けたのも初めてでした。マネージャーがTBSの『IWGP』のキャスト募集に、僕の資料を売り込んでくれて。そうしたら連絡がきて、右も左も分からないまま、1次オーディションに行きました。台本を渡されマコトとマサ(佐藤隆太)のやりとりの台詞を読み、2次に呼ばれたときはもう出演はだいたい決まっているみたいで、『脇クンはG-Boysかなぁ』などと話しているのが聞こえました。最初は違う役を考えていたみたいですね」

 あれよあれよという間に合格となり、いきなり人気芸能人がズラリ並ぶドラマでデビューすることになったのだ。

「台本に自分の名前があったので、テンションが上がるじゃないですか。で、『主演は誰だろう』と見たら、長瀬さんの名前があって『うぉー、すげえ!!』って。ほかにも加藤あいさん、渡辺謙さん……そうそうたる方たちの名前が並んでいたので本当にビックリ。

『天までとどけ』(TBS系)が好きだったので、『天まで~』に出ていた須藤公一さん(電波くん役)と共演できたのも嬉しかったですね。顔合わせでは、その方たちがズラリ。みなさん輝いていました(笑)。挨拶するだけかと思ったら、いきなり第1話の本読みに入り、自分の台詞の番がくるまでドキドキでした」

 初めての仕事だったので、ドラマの制作にはどんな人たちが関わり、どんな段取りで出来上がっていくか、まったくわからなかった脇さん。G-Boysと一緒に行動し、なんとか乗り切っていった。

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