◆やるからには、若い人には負けたくない
とはいえ、今後は“年下の先輩たち”にも負けないよう工夫を凝らしていく予定だ。
「スタッフや機材、台本まで揃えてやっている若い元プロ野球選手YouTuberを動画の質で上回ることは難しいし、コラボで助けてもらったことも認めるけど、始めたからには若い人に負けたくないという気持ちもある。僕は出たとこ勝負というか、台本のない面白さを引き出す自信はあるからね。
僕が死んだ後に誰かが見てくれたらいいやと、遺言代わりの感覚で始め、1年半は無収入でしたが、少しでもお金になると張り切ってやるようになりました。といっても大卒の初任給にもならない程度の額だけどね(苦笑)」(江本氏)
プロ野球界では偉大な記録を残したレジェンドであっても、若者を中心に動くYouTubeの世界で成功するには並大抵ではない努力が必要になるようだ。