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大谷翔平『雪肌精』広告起用に一部の羽生結弦ファンが鋭く反応 “美肌論争”が勃発

羽生結弦と大谷翔平がともに広告塔となったことで“贅沢な悩み”が発生

羽生結弦と大谷翔平がともに広告塔となったことで“論争”が発生(コーセー『雪肌精』の広告ビジュアルより。左は大谷が起用されたもの。右は羽生が起用されたもの)

「ユヅの隣にあんな醜い男!」──辛辣なメッセージをSNSに書き込んだのは、ユヅことプロフィギュアスケーターの羽生結弦(28才)の熱狂的なファン。怒りの矛先が向けられたのは、米大リーグ・ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平(28才)だ。

 2月7日、コーセーはスキンケアブランド「雪肌精」の日焼け止めのイメージキャラクターに大谷を起用すると発表。広告ビジュアルが公開され、翌8日からエンゼルスの野球観戦ツアーや直筆サイン入り賞品が当たるキャンペーンを実施するなど、大々的な“大谷推し”を展開している。

 これに反応したのが、一部の羽生ファンだった。羽生は2019年から「雪肌精」のブランドアンバサダーを務め、同ブランドの化粧水や日焼け止めなどの広告に幅広くかかわってきた。

「大谷さんの広告起用が発表された日、実は羽生さんの新しい広告ビジュアルも公開されたんです。でも羽生さんがPRする商品が、大谷さんと同じ日焼け止めだったことで羽生ファンが、“刺激”を受けたようです。

 美肌といえば、大谷さんよりも羽生さんという、ファン心理が働いたのでしょうか。現在は削除されていますが、雪肌精の公式アカウントには、羽生ファンと思しきアカウントからの不満が次々と書き込まれました。なかには海外のファンが書き込んだものもあったようです」(スポーツ紙記者)

 それが冒頭のようなアグレッシブすぎるコメントなのだが、あまりの荒れように大谷ファンも反応。「羽生ファンは怖すぎる」「大谷くんも肌がきれい。彼を誹謗中傷するなんて、意味がわからない」と応戦。大論争のような事態に発展した。

 大谷は今年からコーセーとグローバル広告契約を締結。このファン同士のバトルは、羽生と大谷という日本を代表する男性二大アスリートを広告起用できることで生まれた、贅沢な悩みということか。

 一方、羽生ファンの暴走は、“美肌論争”だけが理由ではなさそうだ。大谷と羽生は1994年生まれの同い年。同級生には今年から大谷と同じメジャーリーグに移籍した藤浪晋太郎や、バドミントンの桃田賢斗など、世界で活躍するアスリートが数多く存在する。

「彼らを総称して“羽生世代”や“大谷世代”と呼ばれるのですが、近年の大谷さんの活躍で“大谷世代”と呼ばれることが増えています。熱狂的な羽生さんのファンのなかには、大谷さんの活躍を煙たがる人もいるようで……」(前出・スポーツ紙記者)

 しかし、ファンによる場外乱闘をよそに、当の2人は互いにリスペクトし合う関係だ。その2人は3月、同時期に日本を盛り上げることになる。

「大谷さんは3月8日に開幕するWBCに、メジャーリーガーとして出場します。羽生さんは12年目を迎える東日本大震災に際して、10日からの3日間、地元・仙台でアイスショーを開催。お互いのファンがまた意識し合う展開になりそうですね(苦笑)」(前出・スポーツ紙記者)

 ファンにとっては「両雄並び立たず」なのか。

※女性セブン2023年3月2・9日号

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