2015年に伊勢神宮を参拝された際のハットもコートも白のお姿(写真/JMPA)
“お茶を飲む”と部屋で長居
紀子さまのお振る舞いの理由には、自身の“ご経験”があるからかもしれない。紀子さまはご結婚前、秋篠宮さまを訪ねてたびたび、当時の東宮御所があった赤坂御用地へと足を運ばれていた。当時の宮内庁関係者が述懐する。
「おふたりは大学のサークルでもご一緒でしたが、常にほかのご友人がいたため、ふたりきりの時間をつくれずにいました。そこで秋篠宮さまがお忍びで宮邸に紀子さまを招き入れ、庭を散策されることなどがありました」
秋篠宮さまの自室でゆっくりと過ごされることもあったという。
「“ちょっとお茶を飲むから”と、お付きの者を外に残して、おふたりで部屋にこもられることもありました。紀子さまの滞在時間は徐々に長くなり、帰られる時間があまりに遅くなった場合には、職員が赤坂御用地からほど近いJR四ツ谷駅まで、車でお送りすることもありました」(前出・当時の宮内庁関係者)
それでもおふたりは、日常的に、御用地でのデートを重ねられていた。
「結婚を前提とした交際であることは職員も想像できていましたが、当時、おふたりはまだ学生で、かつ兄である現在の天皇陛下はご結婚されていませんでした。美智子さまはかなりご心配をされていたと思います」(前出・当時の宮内庁関係者)
紀子さまはこうしたご自身の“お忍び密会”のご経験から、佳子さまが意中の人を御仮寓所へ招かれてもおかしくないとお考えのようだ。
「婚約が内定したとき、眞子さんは26才でした。佳子さまはその年齢をすでに超えています。紀子さまは佳子さまが将来の結婚相手をいつ招き入れてもおかしくないと気が気でないのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
紀子さまが佳子さまの周囲に目を光らせるのには、悠仁さまの存在も大きい。
「佳子さまがもし、眞子さんのように、国民の理解を得られない結婚をするとなると、ようやく落ち着き始めた秋篠宮家を巡る雰囲気が再び慌ただしくなります。すると、将来の天皇である悠仁さまにも、少なからず影響を及ぼしてしまうことも考えられます」(前出・宮内庁関係者)
佳子さまのご結婚は、秋篠宮家の今後を大きく左右しそうだ。
「世間は佳子さまのご結婚相手にこれまで以上に関心を抱くことになります。佳子さまのお相手探しはとても難しくなっているのです。佳子さまが国民との信頼関係に影を落とすようなご結婚を選ばれたら、秋篠宮家、とりわけ、子育ての主導権を担われてきた紀子さまへの国民のまなざしはさらに変わっていくでしょう。それは将来、“天皇の母”になる紀子さまにとって絶対に避けたい事態です」(前出・宮内庁関係者)
多くの新生活が始まるこの季節、秋篠宮家には“春の嵐”が待ち受けている。
※女性セブン2023年3月23日号