スポーツ

【侍ジャパン】次期監督、工藤公康が有力候補も「消極的」か 3年後の世界一に相応しいのは?

14年ぶり世界一に日本中が歓喜した

14年ぶり世界一に日本中が歓喜した(時事通信フォト)

 優勝という最高の結果を迎えた侍ジャパン。優勝後の会見で栗山英樹監督が今大会限りでの勇退を示唆した。果たして次の侍ジャパンの監督は誰になるのか。そこで気が早いが、今回のWBCを取材した各メディアの記者に一足先に予測をしてもらった。

 打率.435、1本塁打、8打点、出塁率と長打率を足したOPSも1.345。投手としても2勝1セーブ、防御率1.86。さらには、「現役最強打者」と呼ばれ、エンゼルスの同僚でもあるマイク・トラウトを抑えて優勝投手になり、大会MVPも受賞──まさに大谷のためにあった大会といっても過言ではないが、このお膳立ては監督選考から始まっていたという。

「NPBが栗山監督に白羽の矢を立てたのは14年ぶりの世界一奪還のため、大谷翔平とダルビッシュ有の招へいを最優先課題と位置づけたからです。メジャーの選手、それも投手にとってWBCに出場するメリットはあまり多くない。しかし、6年ぶりの大会で今後の発展も考えると2人の出場は必要不可欠だった。そのため日本ハムの監督だった栗山監督は当然のこと、日本ハム時代にマネージャーとして大谷やダルビッシュの面倒を見ていた人物を擁するなど徹底的な“シフト”を敷いていました」(スポーツ紙デスク)

 WBCでは第1回から王貞治、原辰徳、山本浩二、小久保裕紀が指揮してきた。五輪では北京五輪以降だと星野仙一、稲葉篤紀が監督を務め大会ごとにチームを指揮する人物は変わってきた。

 では、3年後に再び世界一に導いてくれる侍ジャパンの監督は誰になるのか。今回のWBCを取材したメディア各社の記者に聞くと、口を揃えて「最右翼」とあげる人物が工藤公康だ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

今季から選手活動を休止することを発表したカーリング女子の本橋麻里(Xより)
《日本が変わってきてますね》ロコ・ソラーレ本橋麻里氏がSNSで参院選投票を促す理由 講演する機会が増えて…支持政党を「推し」と呼ぶ若者にも見解
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《女性を家に連れ込むのが得意》座間9人殺害・白石死刑囚が明かしていた「金を奪って強引な性行為をしてから殺害」のスリル…あまりにも身勝手な主張【死刑執行】
NEWSポストセブン
失言後に記者会見を開いた自民党の鶴保庸介氏(時事通信フォト)
「運のいいことに…」「卒業証書チラ見せ」…失言や騒動で謝罪した政治家たちの実例に学ぶ“やっちゃいけない謝り方”
NEWSポストセブン
球種構成に明らかな変化が(時事通信フォト)
大谷翔平の前半戦の投球「直球が6割超」で見えた“最強の進化”、しかしメジャーでは“フォーシームが決め球”の選手はおらず、組み立てを試行錯誤している段階か
週刊ポスト
参議院選挙に向けてある動きが起こっている(時事通信フォト)
《“参政党ブーム”で割れる歌舞伎町》「俺は彼らに賭けますよ」(ホスト)vs.「トー横の希望と参政党は真逆の存在」(トー横キッズ)取材で見えた若者のリアルな政治意識とは
NEWSポストセブン
ベビーシッターに加えてチャイルドマインダーの資格も取得(横澤夏子公式インスタグラムより)
芸人・横澤夏子の「婚活」で学んだ“ママの人間関係構築術”「スーパー&パークを話のタネに」「LINE IDは減るもんじゃない」
NEWSポストセブン
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン