水卜麻美アナ(ロケットパンチ)

中村倫也と結婚した水卜麻美アナ(ロケットパンチ)

 その中で13年も売れなかった中村倫也に対し、万由美社長は「あなたはそのままでいい」と言い、励まし続けたのだという。『プロフェッショナル~』内で、「媚びない、ぶれない。表に本音とか心の中が出ないっていう部分がすっごくいいなって」「年月を経れば、絶対に彼の良さは伝わる。いつみんなが気づくんだろうねっていう感じ」と中村の魅力を存分に語っていた万由美社長。中村のもっとも近くで彼の才能と可能性を信じてブレイクを待ち続けたというワケである。

 同社のHPでも木村佳乃の次に名前があるのは中村。それほど事務所にも万由美社長にとっても大切な存在なのだ。

 その中村が、主演級の人気女優と結婚した松坂や菅田に続いて、職種こそ異なるが大人気の有名人とゴールインした。

超人気俳優と超人気女性アナの結婚は稀有

 そういえば、「トップコート」には水卜アナの大先輩で、元祖アナドルの一人、元・日本テレビアナウンサー、永井美奈子が業務提携をしていた過去がある。1996年9月、日テレを退社した直後のことだ。

 他局だが、永井アナと同期の河野景子をはじめ、あらゆる職種の大物男性を結婚相手に選んできた在京局の女性アナウンサーに、俳優と結婚した者は非常に少ない。交際のウワサはいくつかあったし、つい最近もイケメン俳優との交際が順調とされていたフジテレビの女性アナウンサーに破局報道があったばかりだ。

 レギュラーを多数抱える人気女性アナウンサーの生活サイクルや飽くなき向上心などが俳優のそれと合いづらいのかもしれない。

 そんな中、ゴールインしたのは元フジテレビの政井マヤ(夫は前川泰之)、そしてNHKの桑子真帆アナ(夫は小澤征悦)の二人だ。前川はファッションモデル出身だが俳優に転向。近年も『復讐の未亡人』(テレビ東京系)、『クロサギ』(TBS系)、『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)などコンスタントに出演している。

 そして小澤は『となりのチカラ』(テレビ朝日系)や、今期、『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)でクセの強い役を好演しているが、『スッキリ』(日本テレビ系)のコメンテーターだった印象も強い(既に卒業)。

 だが水卜アナーと結婚した中村は俳優一筋であり、しかも主演俳優である。女性ファンからも絶大なる人気を誇る。

 果たして、“日テレ愛”が強く、「好きな女性アナウンサーランキング」で殿堂入りを果たし、その後も多くの視聴者に支持され続けている水卜麻美アナが今後どんなふうに人気俳優の夫を支えていくのか。そして中村倫也は大人気アナウンサーの妻の仕事をどんなふうに応援していくのか。

 超人気俳優と超人気女性アナウンサーの結婚。稀有なケースだけに、非常に興味深い。

◆山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン