「今回、中野アナが委員に起用されたことで、政界進出するのではないかと言われています。政府系の会議で委員に起用されれば、政権与党、つまり自民党とのパイプができる。会議での発言を聞けば本人の主義主張が探れますし、それが党の方針に近いものなら、党はどんどん距離を詰めていけばいい。スポーツ選手や芸能人が政府の有識者会議に民間委員として抜擢され、議員とパイプができて口説かれて政界入りするのは、元おニャン子の生稲晃子議員の例があるように1つの黄金ルートです。
中野アナが最近、しきりに“地元が最高”と繰り返していることも立候補するならプラス材料です。中野アナは高校卒業後、故郷を離れて慶應大学に進み、そのまま東京で就職。その後、転居を繰り返して故郷に戻りましたが、最近のインタビューでは『地元はみんな知り合いだから安心』『ゆったり過ごすのが合っている』と、しきりに地元の良さを述べ、『ここで骨を埋める』『一生ここに住みます』と、“生涯・香川宣言”しています。地元から出馬すれば説得力もあり、支持を集めやすいです。
中野アナは父も夫も医師ですが、医師団体は自民党にとって大票田。中野アナの地元の丸亀市では、前回の衆議院選で国民民主党代表の玉木雄一郎氏が当選していますが、中野アナの知名度と自民党のバックアップがあれば当選は固いでしょう」(前出・ジャーナリスト)
とりあえずはこども未来戦略会議でどんな発言をするか、お手並み拝見といったところ。自民党にはテレビ朝日出身の元アナウンサー・丸川珠代議員がいるので、何かと心強いかも