芸能

《城咲仁》鳴り物入りの芸能界デビューも「3年で飽きられた」歌舞伎町ナンバーワンが見た“栄光と挫折”

城咲仁さんが振り返る過去、そして語った現在の自分

城咲仁さんが振り返る過去、そして語った現在の自分

 歌舞伎町の有名ホストクラブ『クラブ愛』でナンバーワンホストに輝き、その後、芸能界デビューしたタレントの城咲仁(45)さん。12歳年下のタレント・加島ちかえさん(34)と結婚式を挙げ話題となった。数多くのバラエティ番組で活躍後、近年は、テレビショッピングへの出演や、商品開発などマルチな活動を行っている。今回は、城咲さんにホストになったきっかけと、ナンバーワンになるための極意を語ってもらった。【前後編の前編】

──城咲さんの学生時代はどのようなタイプでしたか?

「ヤンキーや不良ではなかったですね、当時はギャルとかギャル男も流行っていたけれど、彼らともつるまない。どこにも属さない人間でした。高校生のときからバイトをしていたので、お金は持っていました。

 2時間目に正門の前にタクシーで乗りつけて、ギターを持って入っていく、みたいな(笑)。そうすると“あいつ何者なんだ!? “ってざわめくじゃないですか。そんな感じで当時から自己プロデュースしていたんでしょうね」

──音楽活動などされていたのですか?

「目立ちたいっていう理由で、バンドのボーカルをやっていたんです。3つくらいバンドを組んで、『メタリカ』(ヘヴィメタル・バンド)とかのヘビメタを演奏していましたね。でも音楽で食べて行こうとは思わなかった。

 高校を卒業してからは、実家の中華料理店で無理やり働かされたんです。跡継ぎ問題で親父と揉めちゃって、家を飛び出した。それからはバーテンダーをやっていましたね。で、僕がバーテンやっている時に、バンドのメンバーが急に亡くなったんです。ショックでしばらく何も手につかなくなったんですよ」

──それは辛い経験でしたね……。

「彼、亡くなる前に僕に会いに来たんです。でも、“家に寄って行けよ”って誘ったのに、“大丈夫”と言って彼は帰ってしまった。あの時、どうして止められなかったんだろうっていう罪悪感で、仕事も辞めて朝から実家のリビングで酒を飲むような生活になった。そうしたら、ずっと話していなかった親父が僕の顔を見て“腐ったな”と言ったんです。そこから目が覚めたんですよね」

関連キーワード

関連記事

トピックス

美人芸妓との真剣交際が報じられた歌舞伎俳優の中村七之助
【童顔なのに抜群スタイル】中村七之助の恋人芸妓「美貌、踊り、話術」天が与えたすごい才能!華麗で過酷な京都の花街でナンバーワンの実力とは
NEWSポストセブン
十枝内容疑者(左)のもとで働いていた田中健一さん
【青森密室殺人】“交通単独事故”で去年も十枝内運輸の社員が一人死んでいた 殺人容疑で逮捕の容疑者と借金トラブル 娘は「事故ではなかったのではないか」と訴え 青森県警も関係者再聴取か
NEWSポストセブン
「小泉進次郎氏の総裁選出馬」というシナリオも…
《ポスト岸田》地方議員から飛び出した「岸田おろし」は菅義偉氏が主導する“シナリオ通り”「小泉進次郎氏に覚悟が決まれば一気に擁立へ動く」との予測も
週刊ポスト
杉咲花
【ファッション上級者】杉咲花と若葉竜也「私生活はゆるふわシャカシャカ」お似合いカップルコーデ「実は超有名ブランド」
NEWSポストセブン
失格処分は珍しいことではないが…(写真/共同通信社)
畑岡奈紗、米ツアーで「異例の失格」の波紋 活躍する日韓選手への反感による「米メディアの悪意のある指摘」との疑念も
週刊ポスト
自民党横浜市連の会合で発言する佐藤茂会長(時事通信フォト)
【岸田首相に退陣要求】横浜市連会長の告白「国家を憂う気持ちで発言した」「菅さんに言われてやるほど落ちぶれていない」「総裁選には進次郎さんを推したい」
NEWSポストセブン
別宅で暮らし続ける芝翫
【中村芝翫、度重なる不倫騒動】舞台で共演“既婚者の大物女優”と親密だった疑惑、妻・三田寛子の抗議で交際解消か
女性セブン
内田容疑者とともに殺人容疑がかけられている19歳のA子。内田容疑者のSNSにはA子が頻繁に登場していた
共犯の19歳A子を“舎弟”と呼んだ内田梨瑚容疑者(21) 殺害直後、タバコ片手にノリノリで『非行少女』を歌う姿をSNSに投稿 「頬を寄せながら……」【旭川・女子高生殺害】
NEWSポストセブン
中村芝翫と三田寛子
「もうインスタの投稿をやめてくれないか」4度目不倫の中村芝翫が妻・三田寛子に呈していた苦言の裏にある「本当の意図」
NEWSポストセブン
殺人容疑で逮捕された内田梨湖容疑者(SNSより)
《強気な性格の私も愛して》内田梨瑚容疑者がSNSの写真転載にキレた背景に加工だらけのTikTok投稿【旭川・女子高生殺害】
NEWSポストセブン
9年ぶりにドラマ出演をはたした吹石一恵(時事通信フォト)
吹石一恵、9年ぶりドラマ出演で「ビキニ写真集」が売り切れに 本格復帰ならさらに高騰か
週刊ポスト
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】和久井学被告が接近禁止命令の後も続けていた「ネット・ストーキング」 被害者女性のライブ配信での一言で殺害決意か
週刊ポスト