親交を温めるのは同級生などの「旧友」に限った話ではない。『80歳の壁』をはじめとして数多のベストセラーを生み出した精神科医の和田秀樹さん(62才)は、60才を過ぎてから新しい友人が増えたと振り返る。
「もともとフリーの医師だったので医療関係の友達はあまりいなかったけれど、書籍を出し続けるうちに面白がって同じような考えの医師たちが声をかけてくれることが増えて、気がついたら友達ができていました。
特に交友関係が広がったのは教養や技能を世に広める『エンジン01文化戦略会議』というボランティア団体に参加したことがきっかけ。作家の林真理子さんや作曲家の三枝成彰さんなど、まったく違う分野の友人が増えていきました」
和田さんのように“アラ還”にして新たな友達ができるケースは少なくない。浅田美代子(67才)、ピーター(70才)、高橋惠子(68才)は2013年に舞台で共演したことで意気投合。以来、60代で芽生えた友情を大切に温めていることをテレビ番組で明かしている。
※女性セブン2023年5月25日号