抱き寄せるように手を差し伸べられた上皇さま(写真/JMPA)
それでもご体調とも相談をしつつ、今後ご旅行の機会が増えることに期待が膨らむ。
「かねて私的旅行は退位後の楽しみのひとつに挙げられていました。今後は年に何度か、思い出の土地を訪問されるでしょう」(宮内庁関係者)
お出ましが増えれば、存在感も増していくだろう。
「上皇ご夫妻は、あくまで令和皇室の中心は天皇皇后両陛下であり、ご自身らは一歩引かねばならないとお考えです。だからこそ、今回のご旅行に関して、宮内庁も国民の反応を気にしていました。反応は予想以上でしたが、美智子さまはこれをポジティブに捉え、令和皇室と国民の距離を縮められようと、積極的にお出ましを増やされるかもしれません」(前出・宮内庁関係者)
美智子さまにとっての“令和皇室”が本格始動しようとしているのだろう。
※女性セブン2023年6月1日号