ブルージェイズの菊池も絶好調(写真=USA TODAY/時事)

ブルージェイズの菊池も絶好調(写真=USA TODAY/時事)

大谷は「中10日」にせよ

 大谷にも課題がある。今シーズンの大谷は、7勝3敗、防御率は3.02、奪三振率はリーグトップの11.99となっているが、ロッテなどで活躍し、キャリア終盤で渡米も経験した前田幸長氏はこう語る。

「大谷は疲労が蓄積するとコントロールが安定しなくなる傾向がある点が心配です。今シーズンもフル稼働しているせいか、だんだんと四死球が増えてきている。首脳陣に的確な判断が求められます。疲れがより出やすい夏以降は、中6日のローテーションを中10日に変更したり、一度ローテを飛ばしたりするなどして体調を回復させて、大谷が投げる試合はすべて勝つ戦略を取ることが必要です」

 投打の要である大谷を上手に休ませながら、チームの弱点を着実に補強することが、ワールドシリーズに進出するための条件となりそうだ。

 そのうえで最終的にワールドシリーズのMVPを狙うには、優勝するのはもちろんのこと「勝利への貢献」が欠かせない。福島氏が語る。

「ワールドシリーズでMVPを獲得するには個人成績よりチームの勝利への貢献度が重視されます。短期決戦のワールドシリーズはチームの勝利に最も貢献しやすい先発投手がMVPに輝きやすい傾向にある。大谷は投打両面でアピールできるのでプレーオフまでに投球数を抑えるなどして、万全な状態で臨むことができれば、WBC、シーズンに続く“3連続MVP”が期待できます」

 今年10月、史上最高のSHO-TIMEが見られそうだ。

※週刊ポスト2023年7月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

デビット・ベッカムと妻のヴィクトリア(時事通信フォト)
〈泥沼ベッカム家の絶縁騒動〉「私は嫌というほど知っている」デビット・ベッカムの“疑惑の不倫相手”が参戦、妻ヴィクトリアは“騒動スルー”でスパイス・ガールズを祝福
NEWSポストセブン
元旦にIZAMとの離婚を発表した吉岡美穂(時事通信フォト)
《やっぱり女性としてみてもらいたい…》吉岡美穂とIZAM、SNSから消えていた指輪と夫の写真「髪をバッサリ切ってボブヘアに」見受けられていた離婚の兆候
NEWSポストセブン
殺人の疑いで逮捕された大内拓実容疑者(28)。ネイリストの小松本遥さんをストーカーしていた可能性も浮上している(本人SNSより)
「“推しの子”を見つけて通うタイプ」「キャバクラの女の子に頻繁に連絡」飲食店で出会い交際、破局の果てにストーカー化…大内拓実容疑者(28)の“夜の顔”《水戸市・ネイリスト女性刺殺事件》
NEWSポストセブン
山上徹也被告が鈴木エイト氏に明かした肉声とは
【独自】「文書が先に出ていたら…」山上徹也被告が“判決直前”、鈴木エイト氏に語っていた「統一教会文書」と「高市側近」への思い
NEWSポストセブン
稀代のコメディアン・志村けん
《志村けんさんの3億円豪邸跡地》閑静な住宅街に「カン、カン」と音が…急ピッチで工事進める建設会社は“約9000万円で売り出し中”
NEWSポストセブン
政界を引退する意向を表明した菅義偉氏(時事通信フォト)
〈もう反応がほとんどない…〉政界引退の菅義偉元首相、接待疑惑の“ロン毛”長男ではなく「かばん持ち」から始めた叩き上げの秘書が後継指名された理由
NEWSポストセブン
6年ぶりに相撲の観戦をした愛子さま(2026年1月18日、撮影/JMPA)
愛子さま、6年ぶりの相撲観戦で好角家の本領を発揮 星取表に勝敗を書き込み八角理事長にたびたび質問 結びの一番後は上位力士と懇談、“推し”はウクライナ出身の安青錦か 
女性セブン
33歳という若さで亡くなった韓国人女性インフルエンサー、ビョン・アヨンさん(Instagramより)
「何かを注射されたのでは」「発見時に下着が逆向きで…」カンボジアで起きた韓国人美女インフルエンサー殺害・死体遺棄事件【3年間も未解決の“闇”】
NEWSポストセブン
フリースタイルスキー界のスター、アイリーン・グー選手(時事通信フォト)
〈完璧すぎる…〉雪の女王が「ビキニ一枚写真投稿」で話題に 22歳の谷愛凌選手、ミラノ冬季五輪へ スキー×学業×モデル“三刀流”の現在地
NEWSポストセブン
中国出身の女性インフルエンサー・Umiさん(TikTokより)
「400人以上が行方不明に」中国人美女(20)が変わり果てた姿で発見…韓国にも忍びよる“カンボジアの闇” インフルエンサーが発信していた“SOS”
NEWSポストセブン
茨城県水戸市のアパートでネイリストの小松本遥さん(31)が殺害された事件で1月21日、元交際相手の大内拓実容疑者(28)が逮捕された(知人提供)
《水戸市ネイリスト刺殺》「ぞろぞろ警察がきて朝から晩まで…」元交際相手の大内拓実容疑者(28)“逮捕前夜” 近隣住民の知人は「ヤンチャな子が集まってた」と証言
NEWSポストセブン
歌舞伎役者・中村鶴松(本名・清水大希)容疑者
《歌舞伎・中村鶴松が泥酔トイレ蹴りで逮捕》「うちじゃないです」問題起きたケバブ店も口をつぐんで…関係者が明かす“中村屋と浅草”ならではの事情
NEWSポストセブン