映像制作のセンスについてもジャニーズJr.が出演する動画「滝CHANnel」を仕切っていらした頃から、滝沢さんによるさまざまな仕掛けや手腕、プロデュース能力などをまぶしく拝見してきましたが、『TOBE』設立以降は、それらに軽やかさと速やかさが加わったように思います。
なかでも6月25日、滝沢さんが自身のTwitterにフライドチキンの画像をアップされたときには、そのユーモアあふれる“匂わせ”に、「ケンタッキー、ケンタッキー、ケンタッキー」というCMソングが頭の中でリフレインしました。『ケンタッキーフライドチキン』でのバイト経験がある友人に聞いたところ、彼女は部位の名前まで言い当て、「これは間違いなく、ケンタのチキンよ」と教えてくれました(笑い)。
互いの才能やキャリアを信頼したから合流できた
一方、三宅健クン(44才)のTwitterでは6月29日、アイコンに使用していた充電マークが“空”状態から“半分”までに回復した画像に差し替わり、「44才まであと3日」とこれまた明らかな“匂わせ”が。
果たして、滝沢さんと三宅クンが“合流”したのです。改めて、2人はものすごい絆でつながっているのだと思いました。互いの才能やキャリアを信頼していなければ、そして、三宅クンのタレント性やアーティストとしてのスキルを滝沢さんが認めていなければ、この結果はあり得なかったと言えましょう。
V6解散後の三宅クンは、「奇跡のアラフォー」と呼ばれ、10代の頃と見た目の変化がないことがたびたび話題になりました。
トークバラエティーでは、ツンデレっぽい言動を見せてくださり、実は『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)にも出演してくださいました。もちろん前列上手の“特等席”で、その輝きはアイドルそのものでした。
『トークィーンズ』(フジテレビ系)で最強女性タレント軍団に囲まれたときも、まずは事前取材を担当した「3時のヒロイン」の福田麻貴サン(34才)がメロメロに。三宅ク ンの無邪気な言動、距離の詰め方にハートを射抜かれてしまったのです。軍団のメンバーは何度、「なに、これ~」と言い、目がハートになったことでしょうか。指原莉乃サン(30才)にいたっては「人生で最初に好きになった芸能人」と明かし、本来の“調子”がまったく出ませんでした。
このとき三宅クンは、誰に対しても人懐っこく接してしまうので女性を勘違いさせてしまうと言っていましたが、どうか、ずっと勘違いさせてくださいと思いました。そう、『TOBE』への三宅クンの合流は、そうした“夢物語の続き”を見せてくれる場だと私には思えるのです。