芸能

すみれ、母・松原千明さんの死を乗り越え精力的な活動を再開「完璧な子育ては目指さない」「頑張らなくていい」

すみれの夫(右)

すみれの夫(右)は育休をとって彼女を支えたという

 7月上旬の昼下がり。日差しが照りつけるなか、都内にある高級マンションから出てくる一組の家族があった。髪をポニーテールに束ね、白いタンクトップにデニムのショートパンツという装いで姿を現したのは、すみれ(33才)だ。細身のイメージも一転、二の腕の筋肉が力強さを感じさせる。ベビーカーを押す2才上の夫は長身のすみれよりさらに一回り大きくたくましく、3人で散歩する様子は道行く人が振り返るほどオーラを放っていた──。

「最近よく3人でお出かけする姿を見かけますよ。すみれさんがお子さんに向ける笑顔もやわらかくて、元気そうでよかったな……と」(すみれの近所の住民)

 1990年に石田純一(69才)と松原千明さん(享年64)の間に生まれたすみれは2006年に日本でモデルデビューしたのち、女優を目指しアメリカへ留学。2011年に日本で本格的に芸能活動を開始すると、女優や歌手、タレントなど活躍の場を広げた。2021年11月に一般男性と結婚、昨年4月に第1子を出産している。

「夫はアイドルグループに在籍していたこともあり、俳優の窪田正孝さん(34才)と一緒に活動していたこともあるそうですよ。いまは実業家として仕事をしていて、筋骨隆々としたイケメンです。子育ても積極的に手伝ってくれるようです」(すみれの知人)

 すみれの元に母の訃報が届いたのは長男が誕生してわずか半年後、昨年10月のことだった。時に“一卵性母娘”といわれた母の突然の死に動揺を隠せなかった。

「松原さんが亡くなったのはコロナ禍の最中でした。ここ数年は、自殺未遂を繰り返すたびにすみれさんが駆けつけるような状況もあったようです。そんな母の状況を知っていただけになぜ救えなかったのかと自分を責めていました」(前出・知人)

 松原さんが石田の不倫騒動をきっかけに、すみれと2人でハワイへ移住したのは1997年。1999年に離婚が成立し、その後アメリカ人男性と再婚した。息子が誕生し幸せな生活が続いたが、2009年に離婚。ハワイでひとり暮らしを続けていた。

「松原さんは石田さんと対談をするなど、もうわだかまりが消えたように見えました。一方で、SNSには孤独であることのつらさを感じさせる投稿が並ぶことも増えていったんです。

 そんなお母さんをすみれさんはよく支えていました。長い間体調が優れなかった松原さんですが、お孫さんが誕生してからは気持ちも上向きになったように見えました。ただ、生まれたばかりのお孫さんにワクチンが打てないため渡米できず、最後までお孫さんに会えないまま、この世を去ってしまったんです」(前出・知人)

 すみれは仕事をキャンセル。公の場から姿を消し、自身のインスタグラムの投稿も削除する憔悴ぶりだった。すみれが母の死について初めて語ったのは今年3月の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)だった。

「“いまでも母の声が聞きたくなる”と言葉を詰まらせながら話していました。いまだに思いが募り、“会いたいよ”と松原さん宛てにメールを打ってしまうこともあるそうです。でも夫を会わせられてお互い喜んだこと、出産を経たことで母親の苦労をわかったことなども噛みしめるように話していたのが印象的でした。区切りをつけるために出演したんでしょうね」(テレビ局関係者)

関連記事

トピックス

山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン
ロシアで勾留中に死亡したウクライナ人フリージャーナリスト、ビクトリア・ロシチナさん(Facebook /時事通信フォト)
脳、眼球、咽頭が摘出、体重は20キロ台…“激しい拷問”受けたウクライナ人女性記者の葬儀を覆った“深い悲しみと怒り”「大行列ができ軍人が『ビクトリアに栄光あれ!』と…」
NEWSポストセブン
谷本容疑者(35)の地元を取材すると、ある暗い過去があることがわかった(共同通信)
「小学生時代は不登校気味」「1人でエアガンをバンバン撃っていた」“異常な思考”はいつ芽生えたのか…谷本将志容疑者の少年時代とは【神戸市・24歳女性刺殺】
NEWSポストセブン
大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン