トロフィーを見せる藤澤五月（FWJ公式ツイッターより）
元々筋トレが好きで、筋肉系のYouTubeチャンネルも好んで見ていたという藤澤。筋肉関連の仕事も増えそうだ。
「藤澤選手が筋肉系の分野でメディア露出を増やすことで、カーリングの普及にも繋がっていきそうですね。そして、これだけ注目度の高い人が登場したということで、ボディビル界への追い風になるのも間違いない。藤澤選手の活躍が、2つのスポーツ界に大きなメリットをもたらすはずです」
藤澤は今大会のバックステージでは、2018年の平昌オリンピックで試合中の「もぐもぐタイム」で食べて有名となったチーズケーキ「赤いサイロ」を配っていたという。
「カーリングといえば“もぐもぐタイム”が話題になることが多いわけですが、藤澤選手がボディビルの世界に挑戦したことで、さらに食生活にも注目が集まってくることになるでしょう。そういった話題が、たとえばCMにつながることもありそうですし、テレビ番組などで特集されることもあるかもしれない。カーリングやボディビルの宣伝となるだけでなく、ビジネスの可能性も見えてきそうですね」
カーリングの2023/2024シーズンは来月に開幕。シーズンの結果が、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪への出場権に関わってくる。
「平昌と北京でメダルを獲得したロコ・ソラーレが、3大会連続で五輪の代表となるかどうかが、現時点での注目ポイントとなっています。今回の藤澤選手の衝撃で一気に話題性も高まったので、テレビでもカーリングの中継が増えてくるかもしれないですね」
これから2026年の五輪に向けて、カーリングもどんどん盛り上がっていきそうだ。
