今後、大学を卒業されると、愛子さまの成年皇族としての活動が本格的にスタートする。女性皇族のお立場を巡っては議論が停滞している側面があるが、仮に結婚後も皇室に残られることになれば、愛子さまは生涯、「ライフワーク」に研鑽を積まれることになる。
「平安文学の舞台は、京都、奈良、そして伊勢が中心です。また、伊勢神宮の近くではかつて伊勢神宮に仕えた未婚の女性皇族・斎王の宮殿である斎宮の跡地も見つかっており、現在も発掘調査が続けられています。現地を訪れれば見るもの触れるものすべてが参考になるはずです。
ライフワークを続けられる限り、研究旅行を名目として伊勢を訪問され、参拝される機会を幾度もお持ちになれるとお考えなのではないでしょうか。であれば、この夏に強行日程で伊勢参拝をしなくてもよい、とお考えになっていてもなんら不思議ではありません」(前出・宮内庁関係者)
愛子さまにとって、充実の夏になることだけは間違いないようだ。
※女性セブン2023年8月10日号