福原は長い卓球生活のなかで「自分のために闘ったことはない」と言い続けてきた。今回は子供の何かを守ろうとして闘っているのだろうか。
渦中の福原を直撃した。憔悴した表情を浮かべながらも、深く記者に頭を下げる。「何か言いたいことがあるのでは……?」と水を向けると、「わざわざごめんなさい……。いまは何もお答えすることができません。ただ子供の安全だけを祈っていますとしか言えなくて……」と声を絞り出し、もう一度深く記者に頭を下げるのだった。完全に食い違う双方の言い分。親権を巡る闘いは激しさを増して新たな段階を迎える。
※女性セブン2023年8月17・24日号