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赤いスポンジのスティックを持ち、練習場を訪れた

息子のために移動は電車

 菅野が女優業に精を出すのも、根本には「子供のために」という思いがあるからだ。

「もちろん演じることへの情熱もありますが、菅野さんは自分が楽しく仕事をしている姿を子供に見せたいという思いが強いんです。教育のためにも母親や父親としての顔だけではなく、俳優として仕事に取り組む姿を教えたいようです。最低でも1年に1本は、ドラマか映画に出演していこうという計画のようですよ」(前出・芸能関係者)

 家族の時間を大事にしながら、第一線で仕事に携わっていくために、家庭と仕事のバランスに苦慮しているという。

「昨年は長男が小学校に入学するタイミングだったので、子供が新しい環境に慣れるまでは家庭を優先したいと仕事をセーブしていました。夏休みなどの長期休暇も子供ファーストに。旅行など子供たちが普段できない経験をさせるため下調べにも余念がない。最近は電車好きの息子のために移動は電車が多いと笑って話していました。特別な環境が当たり前にならないよう常識的な価値観を大切にしているようです」(前出・芸能関係者)

飛行機はエコノミー、コツコツ貯金タイプ

 自分のキャリアも大切にしつつ、“子供ファースト”を貫く菅野の教育方針は、子供がまだ幼いときからブレていないという。

「長男が0才児のときから英才教育をスタートさせていました。『男の子だからスポーツも情操教育もさせたい』と、いわゆる“セレブ幼児教室”といわれる子供用スポーツジムに通わせていました。このジムは対象年齢が生後6週間から小学生で、インストラクターは全員英語のネイティブスピーカー。1万円の入会費に月謝は2万円、それとは別に年会費も必要なのですが、空席待ちが出るほど人気で、有名人の子供も多く通っていました」(別のテレビ局関係者)

 2017年には、仕事の合間に夫婦揃って、有名私立小学校の説明会に出席する姿が目撃されている。

「当時、菅野さんはNHKの朝ドラ『ひよっこ』に続き、連続ドラマを控えていた忙しい時期。その合間を縫って説明会に足を運ぶんですから、夫婦揃って熱心だなと感じました。その甲斐あってか、長男は超難関私立小学校に合格したそうですよ。いまは少年野球教室にも通わせていて、その送り迎えもしています」(前出・テレビ局関係者)

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