2019年から海外挑戦を続け、現在のアカツキジャパンの中では、ただ一人、所属チームのない夫の尻を、ユーモアたっぷりに叩いてみせたのだ。
「無所属といっても、それは世界最高リーグNBAへの挑戦の結果であって、決して能力が足りないという話ではない。昨年はNBAの下部リーグでプレーしていますが、彼の実力なら、日本のBリーグやオーストラリアのリーグなら引く手あまたでしょうし、年俸も今より増えるはず。それでも彼はNBA挑戦を選んだ。彼にとってNBAは小さな頃からの憧れなんです。NBAは10月末に開幕ですから、彼の“就職先”はこれから決まることになるでしょうね。
7才年上の姉さん女房の森さんも、しっかりと応援しているので、夫婦安泰は安泰でしょう」
森は8月25日、W杯期間中の自身のインスタグラムで《家に着いて、玄関でバタンと倒れるほど、毎日毎日、努力をして、己と戦って、もがいて、悩んで、見つけ出して、また壁にぶつかって。そんな彼を毎日見ていた》と綴るなど、馬場の努力を誰よりも間近で見続けてきた。
アカツキジャパンの活躍とともに、森夫婦の微笑ましい関係性にも注目が集まっている。毎年11月の『いい夫婦の日』に表彰される『パートナー・オブ・ザ・イヤー』の、今年の有力候補に躍り出たといって良さそうだ。