スポーツ

羽生結弦結婚で「地元の人達は知っていた」相手の素性がなかなか広がらなかった理由

羽生結弦(AFP=時事)と末延さん

羽生結弦(AFP=時事)と末延さん

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になったニュースや著名人をピックアップ。心理士の視点から、今起きている出来事の背景や人々の心理状態を分析する。今回は、元フィギュアスケート選手の羽生結弦さん(28才)の結婚相手が、地元では皆が知っていたのに明るみに出るまで時間がかかった理由について。

 * * *
 2023年8月4日、突然、羽生結弦さんが公式SNSで結婚を発表した。その結婚相手が誰なのか、どんな人なのか、ほんのわずかな情報すら公表されなかったものだから、メディアやファンや世間では、彼が選んだ相手に強い関心が集まった。

 メディアなどにとって、その相手を探し出せばスクープもの。すぐに明らかになるだろうと思っていたが、芸能人や有名人との関係をSNSで匂わせる”匂わせ”もなく、その人はなかなか特定されなかった。ご家族の情報ですら、これまでほとんど表に出てこない羽生さんのこと、ガードを固くし情報が洩れないよう徹底していたのだろう。

 あれから1か月、いくつもの憶測記事が出ては消えていったが、ついにお相手が特定された。結婚相手は山口県光市出身で8歳年上のバイオリニスト・末延麻祐子さん。数年前に行われたアイスショーでは、羽生さんと共演経験もあるプロのバイオリニストだ。NEWSポストセブンでは、9月20日付けの記事、『《まゆちゃんすごい》羽生結弦の結婚相手のバイオリニストを写真つきで報じた地元紙記者が祝福「地元ではみんなが知っている”ここだけの話”」だった』で、これを報じた「日刊新周南」の担当者によるコメントが意外だったと報じている。

 返ってきたのは「発表の時点で、結婚相手が末延さんであることは地元の人々は知っていましたよ」という答え。地元では「みんなが知っているここだけの話のような感じでした」というのだ。担当者は「人の口に戸は立てられませんからね」と言ったというが、それでもここまで特定に時間がかかったのだから、地元の人達の口が堅かった。

関連キーワード

関連記事

トピックス

左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
9月に成年式を控える悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
悠仁さまが学園祭にご参加、裏方として“不思議な飲み物”を販売 女性グループからの撮影リクエストにピースサイン、宮内庁関係者は“会いに行ける皇族化”を懸念 
女性セブン
衆院広島5区の支部長に選出された今井健仁氏にトラブル(ホームページより)
【スクープ】自民広島5区新候補、東大卒弁護士が「イカサマM&A事件」で8000万円賠償を命じられていた
週刊ポスト
V9伝説を振り返った長嶋茂雄さんのロングインタビューを再録
【長嶋茂雄さんロングインタビュー特別再録】永久不滅のV9伝説「あの頃は試合をしていても負ける気がしなかった。やっていた本人が言うんだから間違いないよ」
週刊ポスト
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
山尾志桜里氏(=左。時事通信フォト)と望月衣塑子記者
山尾志桜里氏“公認取り消し問題”に望月衣塑子記者が国民民主党・玉木代表を猛批判「自分で出馬を誘っておいて、国民受けが良くないと即切り捨てる」
週刊ポスト
「〈ゆりかご〉出身の全員が、幸せを感じて生きられるのが理想です。」
「自分は捨てられたと思うのは簡単。でも…」赤ちゃんポスト第1号・宮津航一さん(21)が「ゆりかごは《子どもの捨て場所》じゃない」と思う“理由”
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談
ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第24回】現在70歳。自分は、人に何かを与えられる存在だったのか…これから私にできることはありますか?
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
「週刊ポスト」本日発売! 食卓を汚染する「危ない輸入冷凍食品」の闇ほか
NEWSポストセブン