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蒼井優、出産後初ドラマで魅せた“20年ぶりバレエ演技”の凄み ものすごい時間をかけて自主練習も

『ブギウギ』に出演する蒼井優(左)と趣里(写真/共同通信社)

『ブギウギ』に出演する蒼井優(左)と趣里(写真/共同通信社)

 NHK朝の連続テレビ小説『ブギウギ』で圧巻のバレエシーンを披露した蒼井優(38)。本作で蒼井は、のちに大スター・福来スズ子(趣里・33)となる主人公の花田鈴子(澤井梨丘・12)が入団した梅丸少女歌劇団(USK)トップスターで、「永遠の憧れの存在」となる大和礼子を演じる。

 歌劇団での厳しい訓練が始まった鈴子は、練習道具などの片付けをしている間、偶然、礼子が夕日の中でひとりバレエの稽古をする光景を目撃する。その姿が「手のしなやかさ、踊りの優雅さに目を奪われた」「蒼井優様のバレエを朝から見られるなんて」「西日に照らされる姿が美しすぎる」と視聴者の心を鷲掴みにしたのだ。芸能関係者が話す。

「実は蒼井さんのバレエ歴は長く、2歳から始めたクラシックバレエのレッスンは現在も継続している。もともとは、蒼井さんのお母さんが宝塚の大ファンで『娘をタカラジェンヌにしたい!』と幼い頃から宝塚の必須科目であるバレエを習わせていたのです。

 中学生の頃からファッション誌の専属モデルとなり多忙となったため、バレリーナになることはありませんでしたが、その実力は折り紙付きと言われています」

 蒼井がバレエを披露するのは今回が初めてではない。2004年、岩井俊二監督がメガホンをとった映画『花とアリス』でも見事なクラシックバレエを見せていた。

「鈴木杏さん(36)とダブル主演で出演したこの作品では、2人は一緒のバレエスクールに通う親友という設定。しかし、同じ男子に恋してしまうという切ないラブストーリーです。

 物語のクライマックスに蒼井さんのバレエシーンがあるのですが、足にトゥシューズの代わりに紙コップを巻いてトゥ・ポジション(つま先立ち)をとり、片足立ちでキレイに足を伸ばす姿は、あまりにも美しく、観客だけでなく、スタッフや共演者までも圧倒したのです」(同前)

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