そこに飛び込んだのが、有愛さんの訃報だった。
「ところが、有愛さんの死の翌日である10月1日、一禾さんは舞台上に立っていたんです。周囲は、精神的に耐えられないだろうと出演しないことをすすめたんですが、一禾さんは“(共演する)ほかの2人の迷惑になるから”と、舞台に穴をあけることを頑なに拒んだそうです。
その時点で、亡くなったのが有愛さんとは発表されていませんでした。ですが、家族には伝えられていたはず。ファンの間でも、一禾さんのお姉さんが亡くなったと広まっていたぐらいですから……。
舞台上の彼女は、手先、足先の動きまで繊細で美しかった。凜として舞台に立つ姿に、客席からはすすり泣く声も漏れていました」(観劇した人)
10月26日発売の『女性セブン』では、“いじめ加害者”といわれたタカラジェンヌの母親の悲痛告白、“加害者”と疑惑を持たれたタカラジェンヌたちの大量“粛清”退団の可能性などについて詳報している。