芸能

平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太の新グループ「Number_i」、再始動の場に選んだハワイ 北山宏光とともに“思い出の地”へ

平野紫耀を目撃

平野紫耀らが新グループ、再始動はハワイで(2023年)

 おれたち、いつデビューできるんだろうな──まだ、「King & Prince」として世間を沸かせるはるか以前に、平野紫耀(26才)は、ほかのメンバーたちにそう漏らしたことがある。静かな波の音が響き、潮風の香りが漂う常夏のハワイでのことだった。岸優太(28才)の「TOBE」合流を待って、平野、岸、神宮寺勇太(26才)の3人組グループ「Number_i」の結成が10月15日に発表された。

「平野さんと神宮寺さんは、今年5月にキンプリ脱退と同時にジャニーズ事務所(当時)を退所していましたが、岸さんだけは主演映画の公開を控えていたため、退所が遅れていました。いち早くTOBEへの合流が発表された平野さんと神宮寺さんは、その後、SNSの更新などは頻繁に行っていましたが、表立った活動は控えていた。その背景には、岸さんの“合流を待ちたい”という思いがあったようです」(芸能関係者)

 新たに発足したNumber_iのファンが色めき立ったのは、10月下旬にSNSにアップされた中国人ユーザーの投稿だった。

「後ろ姿の写真とともに、平野さん、岸さんらがアメリカのビザ申請に来ていたという内容でした。場所は都内のアメリカ大使館だと思われ、ファンの間では近いうちに海外での活動を行う予定だと囁かれました」(スポーツ紙記者)

 かねて、平野は海外での活動の夢を語っていた。キンプリからの脱退や旧所属事務所からの退所も、自身の年齢と経験値、そして海外で活躍するために残された時間を勘案してのものだった。それだけに、Number_iを結成したいま、早速その目標を叶えるために動き出したようだ。

「実は、近いうちにハワイ行きが予定されています。平野さん、岸さん、神宮寺さんに加え、同じくTOBEに合流した元Kis-My-Ft2の北山宏光さん(38才)の4人が渡米するそうです。

 これまでSNSのライブ配信などは積極的に行ってきましたが、Number_iの公式サイトは、ほとんどがまだ《Coming Soon…》の状態で、コンサートなどの具体的な内容は伏せられています。これをきっかけにより幅広い活動へとシフトチェンジしていくようです」(別の芸能関係者)

 ハワイと言えば、ファンの間では「嵐」の聖地として認識されているが、“再始動”の場に同地を選んだのはなぜか。それはハワイが彼らにとっても特別な場所だからだ。

「キンプリとしてデビューする前、雑誌の特集などで何度もハワイを訪れています。もちろん、にぎやかで楽しい旅だったこともあるのでしょうが、デビュー前に3人組ユニットに分裂したり、6人でのデビューが危ぶまれたりした彼らにとっては、将来を語りあった大切な場所でもあるんです」(前出・別の芸能関係者)

 脱退前最後の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)で、平野は思い出として、6人でハワイで撮影した写真を紹介していた。また、テレビ誌のインタビューで旅行計画の話題になり、「ハワイに行きたい!」という平野の提案に、神宮寺が「俺たちといったらハワイなのよ(笑)」とうなずいたこともあった。かつて、岸が初の海外単独ロケに選んだ場所もハワイだった。

「“思い出の地”だから、リスタートはどうしてもハワイである必要があったんでしょう」(前出・別の芸能関係者)

 平野たちにとっても、長らく彼らを応援するファンにとっても、常夏の風は“追い風”となるはずだ。

※女性セブン2023年11月16日号

関連記事

トピックス

前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
昨年ドラフト1位で広島に入団した常広羽也斗(時事通信)
《痛恨の青学卒業失敗》広島ドラ1・常広羽也斗「あと1単位で留年」今後シーズンは“野球専念”も単位修得は「秋以降に」
NEWSポストセブン
中日に移籍後、金髪にした中田翔(時事通信フォト)
中田翔、中日移籍で取り戻しつつある輝き 「常に紳士たれ」の巨人とは“水と油”だったか、立浪監督胴上げの条件は?
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
新たなスタートを切る大谷翔平(時事通信)
大谷翔平、好調キープで「水原事件」はすでに過去のものに? トラブルまでも“大谷のすごさ”を際立たせるための材料となりつつある現実
NEWSポストセブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン
元工藤會幹部の伊藤明雄・受刑者の手記
【元工藤會幹部の獄中手記】「センター試験で9割」「東京外語大入学」の秀才はなぜ凶悪組織の“広報”になったのか
週刊ポスト
映画『アンダンテ~稲の旋律~』の完成披露試写会に出席した秋本(写真は2009年。Aflo)
秋本奈緒美、15才年下夫と別居も「すごく仲よくやっています」 夫は「もうわざわざ一緒に住むことはないかも」
女性セブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
【初回放送から38年】『あぶない刑事』が劇場版で復活 主要スタッフ次々他界で“幕引き”寸前、再出発を実現させた若手スタッフの熱意
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン