「派閥のパーティーは自粛ということになりましたが、6日のパーティーは派閥とは関係なく、個別のパーティーとして開催させていただきました。発起人代表が派閥の会長である茂木幹事長というだけです。しっかり政治資金規正法のルールに則って、パーティーの収入も政治資金収支報告書に記載しますので問題はありません。特に中止が検討されることもなく、予定通り開催させていただきました。パーティーの開催について、茂木幹事長からも特に指示は何もありませんでした。当日はもちろん茂木幹事長も出席し、発起人代表挨拶もしておられました」
茂木幹事長にも聞いたが、締め切りまでに回答はなし。政治資金パーティーを巡っては、「派閥主催が自粛されても、個人のパーティーを増やせばその分の政治資金を捻出できる」(全国紙政治部記者)とされ、今回のような個人パーティーがまさに“抜け穴”だと指摘されている。自民党に国民の怒りは届いていないようだ。