国内

愛子さまが日赤に就職、その裏で宮内庁ホームページで不穏な動き “活動記録”はなぜ削除されたのか

実務的な仕事を希望されているという(2023年12月、東京、港区。写真/JMPA)

実務的な仕事を希望されているという(2023年12月、東京、港区。写真/JMPA)

 愛子さまの日赤就職という選択は、世間に大きな驚きを与え、同時に祝福された。皇室全体を深慮され、公務と仕事の両立という道に歩を進められる愛子さま。しかし宮内庁内では、そのご覚悟に水を差しかねない不可思議な事態が起きていた。

 日本赤十字社(以下、日赤)への就職内定後、初めてのご訪問だった。2月1日午後、天皇家の長女・愛子さまが、内定者向けの説明会などに出席されるため、日赤本社(東京・港区)を訪問された。愛子さまは正門から入られる際にお車の窓を開けられ、関係者らに会釈をされた。

「いつもは弾けんばかりの笑顔を見せられることが多いですが、どこか緊張された面持ちでした。一般の内定者と同じようにリクルートスーツをお召しになっていたのが印象的でした」(皇室記者)

 この日、一社会人になられるための一歩を踏み出された愛子さま。一方、同日に宮内庁では「愛子さまのご日程」に関する不穏な動きがあった──。

 日赤への就職内定が発表されたのは、1月22日のこと。愛子さまはかねて、両陛下のご活動や大学の授業などを通じて福祉活動全般にご興味を持たれ、2022年、成年に際するお誕生日会見では、災害ボランティアへのご関心を明かされた。日赤への就職はご自身が強く希望されたという。

「愛子さまは、かなり前から日赤に就職したいというご意向をお持ちだったそうですが、そのことを知っていたのはごく一部のみ。ご卒業後の進路は、大学院進学か海外留学とみられていたなかでのサプライズ発表でした」(宮内庁関係者)

 1日、愛子さまの日赤本社のご滞在時間は5時間に及んだ。社内を見学されたり、ほかの内定者と共に説明を聞かれたりしたという。

「日赤への就職は愛子さまのご希望を日赤側が快諾したという形で成立しています。つまり、一般的な就職活動はされていません。愛子さまは天皇家の長子であり、日赤の名誉総裁を務められる雅子さまの娘というお立場です。むしろ、唯一無二のお立場にあるご自分だからこそ、いかに日赤に貢献できるかを、愛子さまは模索されるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)

 現状、嘱託職員としての勤務が決まっており、具体的な業務内容や勤務形態は調整中だとされているが、しばらくは実務的な仕事をされたいというご意向が強いようだ。

「最低限の警備等の必要はありますが、宮内庁側からは“ことさらに特別扱いの必要はない”とお願いされているそうです。ほかの新人と同じように、デスクでの事務的な作業や電話対応をされる可能性もあります。実務的な仕事を希望される背景には、外交官としてゼロから華々しいキャリアを積まれた雅子さまへの憧れがあるのでしょう」(皇室ジャーナリスト)

 別の宮内庁関係者はこう話す。

「ゆくゆくは国内外でのボランティアおよび、日赤の国際貢献のための任務にも取り組まれるとみられています。場合によっては、日赤で勤務経験も積まれたのちに留学される可能性もあります。

 地方公務の際には、その土地の日赤の病院を訪問されることもあるでしょう。また、名誉総裁の皇后さまがお出ましになられる行事にもかかわられるのではないでしょうか。雅子さまとの“親子共演”もあるかもしれません」

 愛子さまが進学でも留学でもなく就職をご決断されたのは、皇族としてのご活動が念頭にあるからだ。

「公務と日赤での仕事を両立させるため、『嘱託職員』という形を選ばれたそうです。公務を担われる皇族数は減少の一途です。両陛下のみならず、皇室全体を成年皇族としてお支えしたいという強いお気持ちもあるのでしょう」(前出・皇室記者)

 進路選択において、天皇家の長子という「公」のお立場を優先させられた愛子さま。しかし、そのご覚悟の裏側で、不気味なトラブルが起こっていた。

関連記事

トピックス

女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
〈一緒に働いている男性スタッフは彼氏?〉下北沢の古着店社長・あいりさん(20)が明かした『ザ・ノンフィクション』の“困った反響”《SNSのルックス売りは「なんか嫌」》
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
《“手術中に亡くなるかも”から10年》79歳になった大木凡人さん 映画にも悪役で出演「求められるのは嬉しいこと」芸歴50年超の現役司会者の現在
NEWSポストセブン
花の井役を演じる小芝風花(NHKホームページより)
“清純派女優”小芝風花が大河『べらぼう』で“妖艶な遊女”役を好演 中国在住の実父に「異国まで届く評判」聞いた
NEWSポストセブン
第一子を出産した真美子さんと大谷
《デコピンと「ゆったり服」でお出かけ》真美子さん、大谷翔平が明かした「病院通い」に心配の声も…出産直前に見られていた「ポルシェで元気そうな外出」
NEWSポストセブン
2000年代からテレビや雑誌の辛口ファッションチェックで広く知られるようになったドン小西さん
《今夏の再婚を告白》デザイナー・ドン小西さんが選んだお相手は元妻「今年70になります」「やっぱり中身だなあ」
NEWSポストセブン